春キャベツがテーマです。
春キャベツは通常のキャベツよりも出荷される時期は短いですよね。
また育て方もキャベツとちょっと違います。
そんな春キャベツについてまとめていきます。
春キャベツとキャベツの違いは?
そもそも春キャベツとキャベツは何が違うのでしょうか。
春キャベツは、通常のキャベツと比較すると、大きさも小さく、葉の数が少ないです。
そして、通常のキャベツよりも緩く巻かれていますよね。
水分も多く甘味があります。
サラダや生食で多く食べられます。
逆に通常のキャベツは、寒玉とも呼ばれていて、葉は固くて厚く、ぎゅっと巻かれています。
というのも、この寒玉は、秋から初春にかけて作られ、寒さによって巻きが固くなります。
7~10月に出回るのは、冷涼地でつくられた品種で、暑さにも強い、寒玉を品種改良したものです。
季節によって、生産者の方が作り分けをしているので、1年中、美味しいキャベツを食べることができるんですね。
春キャベツの時期はいつからいつまで?
春キャベツと寒玉の違いを説明しましたが、春キャベツはその名前の通り、春に収穫されるキャベツです。
というわけで、 3月 からスーパーなどの市場に出回ります。
春キャベツを見ると、春が来たという感じがします。
そして、出回る時期は短く、3月~5月 の短い間だけしか市場に出回りません。
そのあとは、寒玉にバトンタッチします。
春キャベツは、水分が多いため長い間保存することができません。
購入したら早めに使い切るのが大切です。
切って使うのではなく、一枚一枚はがして使う方が、持ちがよくなります。
また、選び方としては、全体的に緑色が濃くて、巻きが緩く、軽めのものがおススメです。
春キャベツの育て方!
春キャベツの収穫するタイミングは、3月~5月です。
ということは、 9月下旬~10月 に種まきをして、11月~2月 までが植え付け期間となります。
春キャベツの植え付けは、ポットを用意し、そこに3~4粒の種を巻くようにします。
種まきをしてから1か月ほどしたら、追肥も行います。
芽がでてきたら、そこから1番成長の良いものを間引いて、葉が6~7枚ほどでてきたところで定植します。
11月ころには定植をします。
定植したあとは、苗に虫が付着しないようにネットなどで苗を守ってあげます。
また、温かくなってくると急激に栄養を欲するため2月と3月には追肥を行います。
春キャベツの玉が肥大化し、手でおして固いようであれば、収穫のサインです。
注意点として、春キャベツもとう立ちしやすいので、9月下旬~10月中旬の種まきの時期を守るようにします。
早く成長しすぎてしまうと、葉の数が増えて、とう立ちしやすいと言われています。
ポイントを守って美味しい春キャベツを収穫しましょう。
春キャベツの時期・育て方まとめ
春キャベツのでまわる時期や育て方についてまとめました。
春キャベツは、数か月しか出回りませんが、甘くて、サラダなどにも使えますね。
家庭菜園をしている方は、ぜひこの機会に春キャベツの栽培にも挑戦してみてください。
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