豚の寄生虫がテーマです。
豚の寄生虫に寄生されるとどんな症状が起るかご存じですか?
豚肉の寄生虫をテーマにまとめていきます。
豚肉の寄生虫とは?
なぜ豚肉の生食がダメなのか?
昔から、親に豚肉の生食をするとお腹を壊すという話を聞いて育った方も多いのではないでしょうか。
なぜ馬や牛の生食はOKなのに、なぜ豚肉や鶏肉の生食はNGなのか…
大まかにいうと、鶏肉や豚肉には細菌が付着しやすいというのが理由です。
牛の場合は、食中毒菌は、表面に付着していることが多いために、正面だけを焼いて食べるレアというものが可能です。
馬の場合は、体温が高いために、細菌は死滅してしまいます。
だから馬刺しというのができるんですね。
豚を生食すると、細菌の存在のためにお腹を壊す…ということが起きます。
お腹を壊すだけならいいのですが、他にも怖い寄生虫がいるので生食には要注意です。
豚肉の寄生虫
豚肉の寄生虫で最も怖いとされているのが有鉤条虫という寄生虫がいます。
豚やイノシシの筋肉中に住み着く寄生虫で、豚肉の生食をすることによって人の体内に入ります。
人間の小腸の中で、2~3mにも成長すると言われています。
人間の体以上のサイズに成長するわけですね。
そして、発見されることなく、成長し、人間の栄養を自らの栄養とするわけです。
寄生虫が住み着いているのがわかるのは、大便のときか、なぜか痩せるようになったという時くらいでしょうか。
トイレで虫がでてきたら絶叫以外の何ものでもありません。
というわけで、基本的には小腸に住み着いているのですが、これが脳や眼球に寄生することがまれにあるようです。
怖いのはそこからで、脳をむしばみます。
脳に寄生すると、意識障害や神経障害、麻痺などの症状を起こします。
この有鉤条虫が寄生して、脳がスカスカになった写真もネット上にありました。
生食は絶対にやめましょう。
豚肉の寄生虫を死滅させるために
基本的に、寄生虫を死滅させるためには、よく加熱させることが大切です。
中心温度も少なくても60℃で加熱させます。
生食しなければ、この寄生虫に寄生されることはありません。
他には、-10℃で4日間保管することです。
寄生虫が死滅します。
なので、スーパーなどで売られているお肉は基本的に冷凍されてから、人の元に届くので、日本では、過去何十年も、症例はありません。
豚肉の寄生虫に注意するのは海外
日本での症例は少ないといいましたが、海外ではまだまだ起っています。
韓国や中国でも虫が脳に寄生している症例が発見されたほど。
ちなみに、この寄生虫、豚の糞にもふくまれており、糞に汚染された水などを摂取することでも寄生する可能性があります。
なので、海外に行ったら、豚肉を生で食べないことを注意するだけではなく、野菜の生食なども避けた方が良いといえます。
豚肉の寄生虫まとめ
豚肉の寄生虫をテーマにしました。
本当に怖い寄生虫
くれぐれも肉の生食には注意しましょう。