にんにくの栄養成分や効果や効能がテーマです。
にんにくには、どのような効果や効能があるのでしょうか。
そんなにんにくの栄養成分についてまとめていきます。
にんにくの栄養成分はどのようなものがある
にんにくというと、どのようなイメージがあるでしょうか。
にんにくは、臭いというマイナスイメージもありますが、それよりも、疲労回復・風邪予防などのスタミナ面でのプラス効果があるといえますよね。
まず、食品成分表によるとにんにくの栄養成分は、100gあたりで以下のようになります。
にんにくの栄養成分(100gあたり)
エネルギー:134kcal
水分:65.1g
たんぱく質:6g
脂質:1.3g
炭水化物:26.3g
食物繊維:5.7g
ビタミンB6:1.5mg
葉酸:92μg
カリウム:530mg
このようになっています。
ですので、他の野菜と比較すると、水分は少なく、炭水化物含有量が多いので、カロリーは高くなっています。
また、ビタミン・ミネラルでは、ビタミンB6が多く含まれています。
他の食品に比べて、ビタミンB6の含有量はかなり多くなっています。
にんにくの効果や効能にはどんなものがある
では、にんにくの効果や効能はどのようなものがあるのでしょうか。
にんにくを食べることで、このような効果や効能が期待できます。
- 疲労回復効果
- 冷え性改善
- 動脈硬化の予防
- 抗ガン作用
- 免疫力を高める効果
疲労回復効果
にんにくには、疲労回復の効果があります。
にんにく特有のにおいのもとは、硫化アリルの一種であるアリシンというものです。
このアリシンは、ビタミンB1と結合することによって、アリチアミンという成分になります。
このアリチアミンは、脂溶性になるので、体内の中に長時間とどまることができます。
そして、アリシンには、ビタミンB1の吸収を高める効果もあります。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために必要とされていますが、通常ビタミンB1は、水溶性のために排出されがちですが、脂溶性となれば、長時間体内にとどまることができるので、エネルギーを発生させやすくなります。
この作用のおかげで、疲労回復の効果があるとされています。
ですので、ビタミンB1を多くふくむ豚肉と一緒に摂取すると、より効果が得られます。
このアリシンの効果を発揮させるためには、すりおろしたり、細かく刻むことによってより効果が高まるとされています。
冷え性改善の効果
にんにくは、冷え性改善の効果もあるとされています。
にんにくには、スコルジニンと呼ばれる成分が含まれています。
このスコルジニンには、血行を良くする効果、新陳代謝を促進する効果があるとされています。
ですので、血行不良によっておこる冷え性の改善する効果があるとされています。
動脈硬化の予防効果
にんにくには、動脈硬化を予防する効果もあるとされています。
にんにくを摂取することによって、悪玉コレステロール値を下げる効果があるとされています。
スコルジニンの働きによっても、血行が促進され、血液の流れがよくなります。
抗ガン作用
にんにくには、抗ガン作用があるとされています。
にんにくに含まれている成分【DATS】が、がん細胞を抑制させる効果があるとされています。
免疫力を高める効果
にんにくに含まれているアリシンには強い殺菌効果があり、細菌やウイルスと戦ってくれます。
ですので風邪にかかりにくいとされていますが、結核菌やブドウ球菌にも効果があるとされています。
昔から風邪に効果があるとされていましたが、アリシンが活躍してくれていたようですね。
にんにくの栄養や効果まとめ
にんにくの栄養成分、そして効果や効能についてまとめました。
にんにくには様々な効果や効能がありますが、血流を促進させたり、免疫を高める効果があったりと様々な期待ができますね。
臭いは少し気になりますが、様々な効果が期待できるにんにく、積極的に摂取したいですね。