白菜の結球する時期や条件がテーマです。
白菜の結球する時期や条件はあるのでしょうか。また、白菜が結球しない場合は、何が原因なのでしょう。
そんな白菜の結球についてまとめていきます。
白菜の結球する時期や条件とは?
冬になると旬を迎える白菜ですが、漬物や炒め物、様々なものに活用されています。
そんな白菜ですが、育てる条件によっては、結球しない場合もあるんですよね。
白菜の結球する時期や条件はどのようなものものなのでしょうか。
白菜の結球のためには、環境が大きく影響します。
まず、白菜の生育温度は、20℃くらいですが、白菜が結球するのは、もっと寒くなった時期です。
結球するのは、15~16℃くらいまで気温が下がってきた時期です。
生育温度がまだあるうちに、白菜の株を育て、そして、冬になって寒くなってきた時期に結球させます。
そのためには、種まきの時期を間違えないようにします。
種まきの時期についてはこちらの記事をどうぞ
白菜の栽培において、種まきや植え付け時期・方法はどうする?
地域によって、種まき時期は変化するので注意が必要です。
白菜が収穫を迎えるまでには早生種で65日 程度、中晩生種では90日 程度と、約2~3か月ほどの日数が必要になります。
そして白菜が結球するまでには、当然葉の枚数も多くなっていないと結球できません。
白菜の結球が始まるのは、外葉の枚数が20~30枚くらいになってからです。
白菜の結球には、オーキシンというホルモンの存在が必要になってきますが、このオーキシンは、葉の表に光があたると、葉の裏側に移動し、葉の裏の細胞を大きくする働きがあります。
このホルモンの働きにより、葉が立ち上がるようになり、巻き込んだような形の葉っぱになります。
この働きにより、葉っぱが結球するようになります。
結球が見られる時期は種まき後30日程度で葉数が30枚以上になるころといわれています。
最低気温が、15℃程度になる35日ほど前には、種まきをすませましょう。
白菜が結球しない原因は?
以上が白菜が結球するための条件ですが、白菜が結球しない原因もあります。
肥料不足
白菜の結球のためには外葉の成長が肝心です。そしてそのためには、肥料もかかせません。
白菜は、他の野菜よりも肥料が必要といわれていますので、植え付けのときは肥料を施してやりますが、追肥をするのも忘れずにする必要があります。
結球しないと思ったら、液肥などで肥料切れにならないようにしてあげてください。
種まきの時期
白菜の成長には、日照時間も関係しているので、結球時期までに、光合成をおこない、外葉を成長させておく必要があります。
30~40日程度で葉の立ち上がりが確認できるはずです。
種まきが遅いと、気温が低くなり結球時期が始まるまでに葉の成長ができず、結球しないで終わってしまうこともあるので、時期は逃さぬよう注意しましょう。
白菜の結球時期まとめ
白菜の結球時期についてまとめました。
白菜の結球には、種まきも大きく影響していますね。
気温が低くなるまでに種まきをしないと結球しないので要注意です。