白菜の栽培における種まきや植え付けがテーマです。
白菜を種から育てる場合でも、苗から育てる場合でもいずれにしろ、植え付けという作業が必要になってきます。
そんな白菜の種まきや植え付けについてまとめていきます。
白菜の栽培・種まきの時期
白菜は種から育てることもできます。
そんな種まきの時期は、地域や環境によって少し変わってきます。
基本的に白菜は、冬の時期に収穫するので種まきを行うのは夏の時期です。
東北や北海道などの寒冷地では、8月上旬に
関東や東海地方などの中間地では、 8月下旬~9月上旬に
沖縄や九州などの暖地では、 9月上旬に行います。
白菜の栽培・種まきの方法
では、続いて種まきの方法ですが、基本的にポットで種まきを行います。
直播でも育てることは可能ですが、畑に直播すると、芽がでたばかりの時期に、病気や害虫の被害にあいやすいので、なるべくポット巻きの方が良いです。
ポットまきの方法としては、培養土を9cmほどいれたポットに、間隔をいれて3~4粒程度の種をまきます。
そして、本葉が1~2枚の頃に2本に間引き、最終的に本葉が3~4枚になったら一本に間引きます。
本葉が5~6枚になるまで ポットで栽培するようにします。
約1か月程度で植え付けできるようになります。
白菜の栽培・植え付け時期
白菜の植え付け時期はいつごろが良いのでしょうか。
植え付けの時期も種まきの時期と同じように、環境によって少し時期が変わってきます。
白菜の種まきを行っていたら、種まき後、苗が成長したのを待ちますが、苗から購入するのであれば、植え付けの時期・苗を購入する時期は自由です。
一般的に東北や北海道などの寒冷地では、8月下旬~9月上旬に
関東や東海地方などの中間地では、9月下旬~10月上旬に
沖縄や九州などの暖地では、9月中旬~10月中旬に行います。
白菜は植え付けから収穫まで地域や気候条件によっても変わってきますが、90日程度で収穫できます。
生育温度は20度程度で、結球するのは、15度程度まで温度が下がってからです。
タイミングを間違えないように気をつけましょう。
白菜の栽培・植え付け方法
では、実際に白菜の植え付けを行う方法についてみていきましょう。
白菜はポットから育てた場合は、本葉が5~6枚でてきた時期が、植え付け時期となります。
画像引用:http://plaza.rakuten.co.jp/negishinouen/diary/201308230000/
まず植え付けのポイントは、連作障害を避けるために、2~3年アブラナ科野菜を栽培していない土地を選ぶようにします。
そして、植え付け前に、100g/m2の苦土石灰をまいて、よく耕しておきます。
そして畝幅が80cm程度であれば一条植え、130~140cm程度であれば二条植えとし、株間は40~45cm程度確保するようにします。
ポットより大きめの穴をつくり、根の土を崩さないようにして植え付けを行いましょう。
植え付け後は、たっぷりと水を与えるようにします。
白菜の種まき植え付け時期まとめ
白菜の種まきや植え付けの時期や方法についてまとめました。
畑に直播をして育てる野菜も多いですが、白菜の場合は、ポット栽培にするので注意が必要です。
また植え付けの際には、株間をしっかりとらないと、株が成長しにくいだけでなく、結球もしなくなってしまうので、間隔をあけて栽培するようにしましょう。