ドラゴンフルーツでアレルギー症状が起こることも

ドラゴンフルーツでおこるアレルギー症状がテーマです。

ドラゴンフルーツは、メキシコ原産の果物です。見た目がピンクで派手なドラゴンフルーツですが、アレルギー症状が起こることがあるといわれています。

ドラゴンフルーツについてまとめていきます。

ドラゴンフルーツでアレルギーは起こりやすい？

ドラゴンフルーツは、アレルギー症状が起こりやすい果物ではありません。

ですが、アレルギーになる人が０というわけでもありません。ドラゴンフルーツでアレルギー症状が起こることもあります。

おそらく、これはドラゴンフルーツが頻繁に食べられる果物ではないからだと思います。

一般にアレルギー症状が起こりやすく、症状も重症化しやすい食品には以下のようなものがあげられます。

卵・小麦・乳製品・そば・ピーナッツ・えび・かび

この食材は、加工品の場合でも必ず明記する必要があります。

その他、症例は上記７品目に比べて少ないものの、加工品に表示を推奨している食材には以下のようなものがあります。

魚介類…あわび、いか、いくら、鮭、さば、

肉類…牛肉、鶏肉、豚肉、ゼラチン

種実類…カシューナッツ、くるみ、ごま、

果物類…オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、桃、リンゴ

他…大豆、松茸、山芋

ドラゴンフルーツはこの中にはないですが、果物でもアレルギーが起こることがあります。一般にどこのスーパーでも手に入るような果物を食べて、アレルギー症状が起こる方も。

これらの食材を食べると、【即時型アレルギー】といって、食べるとすぐに腹痛・嘔吐・頭痛・湿疹などの症状が起こります。

これまで何のアレルギーもなかった人が、果物を食べて口の中がかゆくなる、口腔アレルギーがあります。ただ口腔宇アレルギーは、加熱処理してあれば、症状がでなくなります。

この口腔アレルギーは、花粉症との合併症で起こりやすくなります。

以下のような果物で口腔アレルギーは起こります。

シラカバ・ハンノキ	バラ科(リンゴ、洋ナシ、さくらんぼ、桃、アンズ) マタタビ科(キウイ)、ウルシ科(マンゴー)
ヨモギ	ウルシ科(マンゴー)
イネ科	ウリ科(メロン、すいか)　マタタビ科(キウイ)　みかん科(オレンジ)
ブタクサ	ウリ科(メロン、すいか)　バショウ科(バナナ)

花粉症状がある方は、該当する果物でも注意が必要です。

サボテン科のドラゴンフルーツは、口腔アレルギーの報告は今のところはないです。

ドラゴンフルーツは、りんごや桃、キウイフルーツ、バナナなどの果物のように、どこでもいつでも販売されているわけではないです。

ですので、食べられる量も少なく、アレルギーの症例は少ないです。

ドラゴンフルーツアレルギーの方もいますが、他の果物や食材の方がアレルギー症状がある人が多いです。

ドラゴンフルーツで起こる可能性があるアレルギー症状には以下のようなものがあります。

最悪アナフィラキシーショック症状を起こす可能性もあるので、注意が必要です。

ドラゴンフルーツでこのような症状が現れた場合は、念のために医療機関を訪れることをおすすめします。

ちなみに、管理人はドラゴンフルーツで舌にピリピリとした症状が現れたことがありますが、果肉ではなく、皮を食べたときです。これは、ドラゴンフルーツアレルギーではなく、農薬が原因のようでした。

キウイフルーツでアレルギーを持っている方は、ドラゴンフルーツも食べれないのではと心配になる方もいます。

ですが、キウイフルーツはマタタビ科で、ドラゴンフルーツはサボテン科であり、食感は似ているとはいわれていますが、違う果物の種類です。

ですので、キウイフルーツがアレルギーの方も、ドラゴンフルーツが食べられる可能性があります。

ただ、どちらもアレルギーをもっている場合もあるので、医療機関で一度相談されることをおすすめします。

ドラゴンフルーツのアレルギー症状についてまとめました。

ドラゴンフルーツは、アレルギー症状の症例が少ない果物ですが、アレルギーがおこることもあるので注意が必要です。