シルクスイートは、絹のような滑らかな食感が特徴のさつまいもです。
さつまいもが収穫されるのは秋であり、シルクスイートも同様です。
具体的なシルクスイートの収穫時期についてまとめていきます。
シルクスイートの収穫時期・タイミング
シルクスイートは、カネコ種苗より、「春こがね」と「紅まさり」をかけあわせた品種として開発、発売されました。
さつまいもの品種の中では、かなり新しい品種です。
春こがねはほのかな甘みがあるのが特徴で、紅まさりはしっとりとしているのが特徴であり、その2つの特徴を合わせもつのがシルクスイートです。
シルクスイートは1年中味わえるわけではなく、旬の時期は10月~2月です。
この頃になると、シルクスイートがネットで販売され初め、シルクスイート関連の商品もでまわってきます。
ネットだと早くて9月には購入することもできます。
シルクスイートは、収穫してすぐに食べられるわけではなく、収穫して貯蔵した後、甘みのあるシルクスイートを食べることができます。
シルクスイートの植え付け時期の目安は、5月~6月です。
この時期に植え付け後、具体的な収穫時期は、9月下旬~10月下旬までが目安となります。
早く収穫してしまっても、成長が不十分ですし、収穫が遅くても美味しくなくなってしまうので、タイミングを見極める必要があります。
収穫が遅くなり、霜にあたってしまった場合は、腐敗の原因、また貯蔵しにくくなるので、初霜がおりる前に収穫を終えてしまうと良いです。
シルクスイートの収穫タイミング
シルクスイートを収穫する際は、以下2つがポイントです。
- 植え付けから130日後
- 葉が黄色っぽくなってきた
シルクスイートの苗を植え付けて130日程度経過し、さらに芋の葉がところどころ黄色っぽくなってきたら収穫のタイミングです。
そのまま堀りあげるのではなく、まずは試し掘りを行います。
試し掘りをした際、シルクスイートの成長を確かめて、20~25cm程度、200~500g程度のサイズが多くなってきたら収穫します。
まだ小さかったらまた土をかぶせ、2週間程度収穫を伸ばします。
雨が降った後だと、収穫した後、シルクスイートが腐りやすくなってしまうために、必ず晴れた日が続いて土が乾いた状態のときに収穫するようにしてください。
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シルクスイートの収穫方法
試し掘りをしたらいよいよ収穫です!
収穫する際は、まず根元から15~20cm 程度離れたところの蔓を鎌やハサミで刈り取ります。
株本で蔓を切ったら、まずは、土を柔らかくしてから蔓を持ち上げ、そして堀り上げます。
土を柔らかくしないで蔓を引っ張ると、皮が傷ついてしまいますし、うまく収穫できません。
またスコップのようなもので上から指してしまうと、皮だけでなく、さつまいもの中まで傷がついてしまう可能性もありますの注意が必要です。
シルクスイートを収穫したら貯蔵
シルクスイートは、収穫直後は粉っぽく、甘みは少ないです。
シルクスイート=甘いと感じるためには、他のさつまいも同様に貯蔵させる必要があります。
貯蔵することで、でんぷんが糖質が変わり、シルクスイート独特の甘みが増します。
甘味が増すと同時に、粉っぽかったものが、ねっとりとした食感に変わります。
シルクスイートの貯蔵環境
さつまいもの貯蔵適温は13~15℃程度であり、あまり低い温度だと低温障害をおこします。
特に冷蔵庫のような10℃以下の環境ですと、低温障害になってしまいます。
低温障害になるとシルクスイートを切った際に、黒っぽくなります。
また暖かすぎてもダメで、25℃を超える環境だと、芽がでてしまいます。
シルクスイートを収穫したら、発砲スチロールもしくはコンテナ等にいれて、13~15度の温度がキープできる室内で保存します。
寒さに弱いので直接風が当たらないように注意します。
こうして2~3週間程度シルクスイートを貯蔵すると、水分、甘みが増し美味しくなります。
食べ方としては焼き芋がベストです。
シルクスイートの収穫時期まとめ
シルクスイートの収穫時期タイミングについてまとめました。
シルクスイートは、さつまいもの一種であり、ねっとりとして舌ざわりが良く、甘みがあるのが特徴です。
収穫時期は9月下旬~10月が目安となります。
11月に入って霜がおりる頃になると、貯蔵性が悪くなるので要注意。
植え付けから130日程度たってからが目安です。