料理

ゼブラなすとは?特徴や食べ方をご紹介!

ゼブラなすというのは、なすの一種です。

ゼブラ=しまうまのような模様がついているのが特徴ですが、あまり店頭では見かけません。

そんな珍しいゼブラなすの特徴や食べ方についてまとめていきます。



ゼブラなすとは?こんな特徴が

ゼブラなすというのは、名前の通りしまうまのように模様がついた茄子です。

ゼブラ=しまうまのような綺麗な模様が特徴であり、日本ではなくイタリアで人気の茄子の品種です。

日本ではあまり見かけませんよね。

また、日本の品種にはこのようなものはないです。

紫色の皮に白い線がいくつもついているのが特徴であり、大きさは一般的な茄子よりやや大きいもの~小茄子のように小さいものまで様々です。

そして皮は少し硬いという特徴があります。

ゼブラなすは、縞々の模様が入ったナスの総称であり、品種としては以下のようなものがあげられます。

カプリス

画像引用元:https://yamachang.exblog.jp/9578203/

米茄子サイズで、丸くてずっしりと重みがあり、へたは緑色をしているのが特徴です。

焼いて食べると、とろけるような食感が味わえます。

ティグリナ

一般に販売されている茄子と同じくらいのサイズで、千両ナスと長ナスのちょうと中間くらいの大きさです。

他のゼブラなすの中では、比較的色が薄い方だといえます。

フェアリーテイル

小茄子サイズで、大きさは5~10cm程度と小ぶりなのが特徴です。

他のゼブラなすよりもあくを強く感じることも。

スティックテイスト

小茄子サイズで、大きさは8~10cm程度でフェアリーテイル同様に小さめです。

マリネにしても美味しくいただけます。

 

これらのゼブラ茄子の品種は、ゼブラなすという総称ではなく、品種名で販売されていることもあります!

近年、群馬県や埼玉県、神奈川県では地産地消ということで、道の駅などにゼブラ茄子が置かれていることもあります。

スーパーで販売されていない場合は、そういった店舗をチェックすると置いてあることがあります。



ゼブラなすの特徴・栄養

ゼブラなすは、多少白い線が入っていますが、全体的に紫の色の皮をしていますので、一般的な茄子と同様に、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。

このアントシアニンは、抗酸化作用が強く、生活習慣病の予防や美肌効果、老化防止などに効果があると期待されています。

なすの変わり種には、【白茄子】という全体的に皮がかたく白い皮をもつ茄子もありますが、こちらの茄子はアントシアニンが含まれていません。

白茄子も、ゼブラなすと同じように皮がかたいですが、栄養価はゼブラなすの方が高いといえます。

また、なすには、むくみ予防に効果的なカリウムが豊富に含まれています。

むくみを予防する他、体の熱を体外に逃がすので、夏バテにも効果的です。



ゼブラなすの食べ方はこれがオススメ!

ゼブラなすの皮はかたく、そしてあくも多少あるのが特徴ですので、美味しく調理するのであれば、生食ではなく、焼いて調理するのがオススメです。

イタリアの品種ですので、オリーブオイルとの相性も良いです。

焼いて調理することで、なす特有のとろりとした食感が味わえます。

一般的な茄子のように、生のまま漬物にしたり、サラダにしたり、、といった調理法は向いていません。

ただ、ゼブラ茄子の中でも、フェアリーテイル・スティックティストといった小茄子サイズのゼブラ茄子の場合は、比較的果肉も皮も柔らかいので、生食でも食べることができます!

ゼブラなすの食べ方・下処理

ゼブラなすには、多少苦味がありますので、調理する前に、しっかりあく抜きするのがポイントです。

ゼブラなすを切って、そのまま料理するのではなく、切ったら水に数分つけておきます。

これであく抜きはOKです。

この手間をかけることで、綺麗にゼブラ模様を残し、果肉の部分も茶色く変色させません。

ゼブラ茄子の食べ方

ゼブラ茄子のオススメの食べ方をご紹介します。

グラタン

ゼブラ茄子は、グラタンにして食べるというのも多いです。

軽く油で炒めたゼブラ茄子とトマトソースを合わせてチーズをかけて焼くだけで美味しいグラタンがつくれます。

皮ごと切って、グラタンの具材にするか、硬い皮を利用して、お皿代わりにするか、お好みでどうぞ!

ゼブラ茄子のねぎ味噌グラタン

レシピ

引用元:https://cookpad.com/recipe/2353869

ソテー

ゼブラ茄子はソテーも人気です。

ところどこと皮を切ったら、そのままオリーブオイルでソテーするだけ。

味付けは、シンプルにバルサミコ酢と蜂蜜で美味しくいただけます。

ラタトゥイユ

ラタトゥイユは、なす料理の中でも人気のある料理です。

ゼブラなすを用いても、ラタトゥイユは美味しくいただけます。

 

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かおりん@sumiyashiro からいただいたGg’sのお野菜で、ゼブラナスと万願寺とうがらしのラタトゥイユ。 ゼブラナス、身がギュッと締まってて、やわらかく煮ても煮くずれしなくてジューシーなのでラタトゥイユにぴったりです。ニンニクと一緒にたっぷりのオリーブオイルで炒めて、トマトや万願寺とうがらしと一緒に蒸し煮に。野菜の味がしっかり出るので味付けは塩と砂糖と白ワインで十分。 #ggs #kyoto #京都の八百屋さん #京都の野菜 #夕食 #夜ごはん #dinner #おうちごはん #料理 #洋風 #ごはん #food #foodpics #万願寺とうがらし #ゼブラナス

平松 サリー@科学する料理研究家さん(@sarisally1)がシェアした投稿 –

カポナータ

イタリア料理で人気のカポナータにゼブラなすを使用して調理しても美味しくいただけます。

ゼブラなすの皮はかたいので、煮込み料理にも向いていますが、長時間煮込むと、ゼブラなすの特徴である、模様は薄くなりますので要注意。

茄子だけのシンプルカポナータ

レシピ

引用元:https://cookpad.com/recipe/4023194

素揚げ

ゼブラなすを半分に切ったら、皮に切り込みをいれて、あく抜きをした後、一気に高温の油で揚げます。

イタリア風にバルサミコ酢をかける、もしくは日本風に大根おろし、醤油だけでも美味しくいただけます。

 

この他、ゼブラなすはイタリア料理のように調理するのではなく、日本の調理法も良くあいます。

ですので、日本の調理法として、焼きナスにしたり、ナス田楽にするという調理法でも美味しくいただけますので、ぜひ挑戦してみていただければと思います。

ゼブラなすは、稀に皮がとても硬いものがあります。

そういったものは、口に皮が残ってしまうので、気になる人は、あらかじめ皮を剥いて調理すると良いです。

もしくは、焼きナスのように火で炙ると、皮が剥きやすくなります。

ゼブラ茄子の特徴と食べ方まとめ

ゼブラなすの特徴と食べ方についてまとめました。

イタリア野菜のゼブラなすは、名前の通り、紫色の皮にしましまの白い模様が入っているのが特徴のなすです。

最近は、日本でも栽培されています。

また、イタリア料理として、パスタソースやカポナータなどの料理に調理されることもありますが、日本料理のように焼きナスや、ナス田楽にしても美味しくいただけます。

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