料理

アボカドの重さ1個ではどれくらい?可食部は3/4に!

アボカドは、甘みもなく野菜の一種のように思われがちですが、野菜ではなく果物です。

脂肪分が多く森のバターと呼ばれ、サラダに用いる方も多いのではないでしょうか。

1個100円程度で購入することもできるアボカドですが、1個あたりの重さはどれくらいなのでしょうか。

アボカドの重さをご紹介します。



アボカド1個あたりの重さはどれくらい?

アボカドは、1年中スーパーで購入することができる果物です。

稀にコンビニでも販売されており、1個あたりの値段は安いときで98円程度で購入することができます。

私の近くのスーパーでは、セールではないと、1個189円程度で

そんなアボカド1個あたりの重さはどれくらいでしょうか。

皮・種を含め、1個あたりの大きさは181gでした。

こちら標準サイズのアボカドです。

大きさは、だいたい10㎝ほど。

サイズが小さいものは、180gよりも小さくなります。

標準で180~200gほど、小さいものは、160~170gほどで販売されています。

アボカドの1個あたりの可食部

アボカド1個あたりの重さ(皮つき)

アボカドは、一般に皮と種が廃棄分となります。

181ℊのアボカドの種だけ取り除いた分がこちらです。

重量としては134gです。(皮つき)

アボカド1個181g中、種の重さは、47gでした。

つまり、種だけでアボカドの26%を占めることになります。

大きなアボカドを購入しても、サイズが大きいほど種も大きくなるので注意が必要です。

アボカド1個あたりの重さ(可食部)

アボカドの皮も取り除くとこのようになります。

種・皮・へたを取り除いたところ、可食部は102gとなりました。

つまり1個181gであっても可食部は102g、全体の56%が可食部となりました。

種や皮も取り除くと、アボカドの食べられる箇所はかなり少ないといえます。

アボカド1個(可食部)あたりのカロリー

アボカド100gあたりのカロリーは、187kcalです。

つまり上記のアボカド1個(可食部102g)あたりのカロリーは、191kcalとなります。

果物の中でも、結構カロリーは高めです。

カロリーが高いといわれるバナナ100gでカロリーは86kcal程度ですので、アボカド1個の可食部で、バナナ200g分のカロリーを摂取することになりますので、食べ過ぎには注意が必要ですね!

アボカド1個(可食部)あたりの糖質

アボカドの糖質は100gあたりで0.9gです。

実はかなり糖質が少ない果物なのです。

というのも、アボカドは他の果物のように糖分が多く含まれていないので、かなり低糖質な果物といえます。

・アボカド1個あたりの重さ…181g

・アボカド1個あたりの種の重さ…47g(全体の26%)

・アボカド1個あたりの皮の重さ…32g(全体の18%)

・アボカド1個あたりの可食部…102g(全体の56%)

アボカドの種の重さと可食部

食品成分表でみるアボカド1個の廃棄率は、30%となっています。

ものによって、廃棄率は異なりますが、購入するときは一般に30%は廃棄、70%が可食部であると考えておくと良いですね!

つまり、200gのアボカドを購入しても可食部は140gということになります。



アボカド1個あたりの栄養は?

アボカドは、果肉に脂肪分が多く栄養価が高いといわれています。

また、アボカドに多く含まれている脂質は、悪い脂質ではなく、【オレイン酸】というコレステロールを減らす働きがあるものなので、良い脂質であるといえます。

そんなアボカド1個あたりの栄養はどれくらいになるのでしょうか。

多く販売されているサイズ200g中の可食部は140gですので、140g中の栄養価をご紹介します。

食物繊維

アボカドは食物繊維が豊富です。

可食部140g中に7.4gもの食物繊維が含まれています。

(1日の摂取目標量は成人女性で18g)

また、食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が含まれていますが、アボカドに多いのは、不溶性食物繊維で、水溶性:不溶性=1:2の割合で含まれています。

不溶性食物繊維は、便のかさを増やし、腸の蠕動運動を刺激することで、便秘に効果があるとされています!

オレイン酸

オレイン酸は、不飽和脂肪酸の一種であり、コレステロール減らす、動脈硬化の予防にも効果があるとされています。

アボカド140g中の脂質量は、26.2gとかなり多いといえます。

ビタミンE

アボカド可食部140g中に4.6mgものビタミンEが含まれています。

(1日の摂取目標量は成人女性で6.0㎎)

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一種です。

抗酸化作用が高く、酸化を防ぐ作用があり、つまり老化を予防する働きがあります!

ビタミンEは、魚介類やナッツ類にも多く含まれています。

ビタミンB6

可食部140g中に0.45㎎ものビタミンB6が含まれています。

(1日の摂取目標量は成人女性で1.2㎎)

ビタミンB6は、タンパク質からエネルギーを産生するのに必要な栄養素です。

運動する人はよく摂取した方が良く、果物ではバナナにも多く含まれています。

運動選手で、試合前にバナナを食べる人もいますよね!

不足すると、口内炎がおこることもあります。

葉酸

可食部140g中に118μgもの葉酸が含まれています。

(1日の摂取目標量は成人女性で240μg)

葉酸は、妊娠中の女性が摂取すべき!というイメージがあると思いますが、妊娠していない女性でも1日に240μgが目標量とされています。

妊娠している女性の場合は、2倍の480μg…!

ほうれん草に多く含まれているイメージがありますが、ほうれん草100g(茹で)あたりの含有量は、110μgです。

アボカドにはほうれん草と同じくらい多くの葉酸が含まれています。



アボカドを1日1個食べても平気?

アボカド1個あたりの可食部は100~140g程度になりますが、1日1個食べても問題はないでしょうか。

結論からいうと、1日1個程度であれば問題はありません。

ただ、1個200gのもので、262kcalにもなります。

脂質が多い分、どうしてもカロリーが高くなってしまうんです…

ですので、ダイエット中の方は注意された方が良いですね。

ただ、糖質はかなり少ないので、糖質制限ダイエット中で、白米を摂取する量が少ない方は、アボカドを摂取しても問題ないです。

カロリーは高いですが、同時に栄養価も高いので、食べ過ぎには摂取しつつ、1日半量~1個程度は摂取したい食材といえます。

アボカドの重さまとめ

アボカドの重さは、だいたい180~200g程度。

そして可食部は100~140g程度になります。

廃棄率は平均で30%とされており、皮や種を除くとかなり食べられるところは少なくなってしまいます。

ただ、かなり栄養価も高いので、積極的に摂取すると良いですね!

 

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