チンゲン菜は、炒め物にしたり、鍋の具材にしたり様々な料理に使用されてます。
1袋あたり2束で100円程度と値段も安く購入できるのが、嬉しいところ!
そんなチンゲン菜を無駄なく使いこなすにはどうすれば良いでしょうか。
チンゲン菜の切り方について紹介していきます!
チンゲン菜の切り方
様々な料理に使えるチンゲン菜ですが、根元を多く切ってしまうと、無駄にしてしまいます。
根元ってどこまで切ればいいの?と疑問にお答えします!
チンゲン菜の根元は食べられる
他の野菜と同じように、チンゲン菜の根元も長めに切り取ってしまう人がいると思うのですが、それではちょっともったいない!
チンゲン菜は、無駄なく根元まで使える野菜です。
炒め物でも鍋物でも、美味しくいただけます。
切り方の手順について説明していきます!
1⃣チンゲン菜の根元を切る
根元の硬い部分だけをカットします。
どこまで切れば良いのか区別しにくい、チンゲン菜の根元ですが、硬い部分1cm程度だけ切ってしまえば大丈夫です。
2⃣根元だけ切り離す
チンゲン菜の根元だけ切り離します。
だいたい全体を3等分にカットするイメージです。
根元は、細かい土が入ってしまっているので、中までよく洗います。
3⃣根元を8分割にする
チンゲン菜の根元は、キャベツのように葉がたくさん巻かれている状態です。
こちらを食べやすいようにカットします。
まずは、縦に半分に切ります。
葉の間にたくさん土が残っていることがあるので、よく洗ってください。
広げて水の中でよく洗うか、流水で洗い流します。
続いて、さらに半分にカットします。
さらに半分にカットし、根元は8分割にします。
ミニ白菜のような形になりますが、この形は中華料理でもよく見かけます。
これくらい小さくカットすると、調味料が染み込みやすく、そしてシャキシャキとした食感は残ります。
4⃣茎・葉を分ける
根元を細かくカットしたら、次は葉と茎を分けます。
根元とはすでに切り離しているので、だいたい5cm程度のサイズになります。
5⃣葉を食べやすい大きさに切る
最後に葉を食べやすい大きさに切ります。
チンゲン菜の株が大きい場合は、葉を半分に。
株が大きくて、葉も大きい場合は、横ではなく、縦にも半分にカットします。
最後に、水に切ったチンゲン菜をいれて、よく洗えばOKです。
土だけではなく、細かい「虫」がついていることがあるので、ここでよく洗っておくと良いです。
チンゲン菜の炒め物は切り方が大事!
チンゲン菜の料理には、様々なものがありますが、多くは炒め物に利用されています。
チンゲン菜は、βカロテンが豊富で栄養価が高いだけではなく、シャキシャキとした食感がおいしいポイントです。
根元を8分割したチンゲン菜が合う料理は、「チンゲン菜のオイスターソース炒め」があげられます。
簡単にできるので、ぜひお試しください!
・チンゲン菜…2株
・豚こま切れ肉…150g
・オイスターソース…大匙1杯
・醤油…大匙1杯
・酒…大匙1杯
・砂糖…小匙2杯
・ごま油…大匙1杯
・にんにくチューブ…少々
・しょうがチューブ…少々
・片栗粉…小匙2杯
・水…小匙2杯
1⃣まずは、チンゲン菜を切ります。
2⃣続いて調味料を準備します。
オイスターソース、醤油、酒、砂糖を容器にいれて良く混ぜておきます。
3⃣フライパンを熱し、ごま油大さじ1杯程度を入れた後、にんにく、しょうがチューブを2~3cmほどいれて、香りがでてくるまで熱します。
4⃣続いて豚肉をいれ、色が変わるまで炒めます。
5⃣豚肉の色が変わったらチンゲン菜の茎の部分をまずいれて炒めます。
6⃣しんなりしてきたら、続いてチンゲン菜の葉も混ぜ入れて、さっと炒めます。
7⃣葉に火が通ってきたら、調味料をいれて、全体を混ぜます。
8⃣片栗粉小さじ2杯+水小さじ2杯で水溶き片栗粉をつくり、フライパンの火を弱火にしたあとにいれ、全体を混ぜます。
あとはお皿に盛りつけて完成です。
ご飯に合うおかずです。
根元の部分はシャキシャキと食感も楽しめるおかずです。
チンゲン菜を縦に切る方法も
今回は、チンゲン菜を3~4等分に切ってから、根元を8分割し、さらに茎と葉を分けて切る方法を紹介しました。
ですが、他にもチンゲン菜の切り方はあります。
それは横ではなく、チンゲン菜を「縦」にカットするという切り方です。
1⃣まずはチンゲン菜の根元を1cmほどカットします。
2⃣そのあと、根元に包丁をいれて、株自体を半分にカットし、さらに半分にカットします。
株が4等分にカットされます。
その後、流水でよく洗います。
3⃣葉と茎を包丁で切り分け、さらに茎を縦にカット、葉も縦にカットします。
こちらの切り方も炒め物に使われる切り方です。
チンゲン菜を鍋にいれるときの切り方は?
チンゲン菜は、鍋料理に使用されることもあります。
鍋にするときは、どのように切るのが良いのでしょうか。
鍋にいれるときも、基本的に上記で説明した切り方でOKです。
ただし、鍋にいれることでチンゲン菜のかさが小さくなってしまうので、ボリュームのあるように見せたいのであれば、大きく切るのがポイントです。
鍋の場合は、葉と茎の部分を分けるだけか、もしくは、1枚1枚切り離して鍋の具として使うと食感・見た目も良くなります。
チンゲン菜の切り方まとめ
今回は、チンゲン菜の切り方についてまとめてみました。
チンゲン菜には様々な切り方がありますが、根元の部分も美味しくいただけますので、根元はあまり切らずに、硬い部分だけカットして、さらに8分割して調理すると良いです。
この切り方は、炒め物だけではなく、スープやお浸しにも使えます。
根元は大きく切らず、チンゲン菜を有効活用してみてください!