トマトの食物繊維や糖質がテーマです。
トマトは、緑黄色野菜にも含まれていて栄養も豊富ですが、一方で糖質制限ダイエットにはむいているのでしょうか。
そんなトマトについてまとめていきます。
トマトの食物繊維量
トマトといえば、どういうイメージがあるでしょうか。
甘いトマトもあるし、何より、その高い栄養価から、【トマトが赤くなると医者が青くなる】と言われているほど、トマトは体に良い食べ物とされてきました。
そんなトマトは食物繊維や糖質はどれくらい含まれているのでしょうか。
食品成分表によると、トマト100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
トマト100gあたり
エネルギー:19kcal
水分:94g
タンパク質:0.7g
脂質:0.1g
炭水化物:4.7g
食物繊維:1.0g
トマトは約95%が水分という野菜です。
きゅうりも水分含量が多いとされている野菜ですが、きゅうりとほぼ同量の水分が含まれています。
実はかなりの水分量だったんですね!
そんなトマトですが、100gあたりの食物繊維量は1.0gというわけで、そこまで多いというわけではありません。
食物繊維が多い野菜としては、ごぼうや枝豆、ブロッコリーがあげられます。
ほうれん草100gあたりの食物繊維量は2.8gですので、実はトマトよりも食物繊維量は多いのです。
トマトの糖質
先ほど、100gあたりの食物繊維量は1.0gですが、糖質を求める計算式は、糖質=炭水化物量-食物繊維となっています。
ですので、トマトの糖質=炭水化物-食物繊維=4.7-1.0= 3.7g です。
トマト100gあたりに糖質は、3.7g含まれていることになります。
トマトは糖質制限に向いている?
トマトの糖質は3.7gですが、この数値は、高いわけではないですが、低いというわけでもありません。
野菜の中では、糖質は多いですが、食材全般でみると糖質量は少ないといえます。
糖質に気を付けるべき野菜といえますね。
かぼちゃやユリ根、とうもろこしの場合だと糖質は100gあたり10gを超えるので、こういったものと比較すると低いといえます。
逆に葉物の野菜である、レタスやキャベツ、ほうれん草などは糖質が低いといえます。
ですので、野菜で摂取するとすれば、こういった葉物の野菜を摂取することをおススメします。
また、トマトの加工品としてトマトケチャップ があげられますが、トマトケチャップは、甘味が強いものが多くトマトよりも糖質はかなり高いといえます。
カロリーオフでない限り、100gあたり糖質は10g以上含まれています。
ですので、トマトケチャップと比較するのであれば、普通にトマトを食べた方が良いですが、意外にトマトケチャップは様々な料理に使用されているので、注意しましょう。
またトマトも食べすぎなければ、100gあたり、3.7gという数値は高いものではないので、適量であれば食べても問題はないといえます。
今回は、トマトの食物繊維量や糖質についてまとめてみました。
トマトの食物繊維・糖質まとめ
トマトはそこまで食物繊維が多くないですね。
95%が水分ですので、それを考えると、含まれている量は多いです。
また、糖質も低いというわけではないので、糖質制限ダイエットなどをされている方は食べ過ぎには注意しましょう。
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