かぼちゃの種の栄養や効能がテーマです。
かぼちゃの種には栄養があるといわれていますが、カロリーや効能にはどのようなものがあるのでしょうか。
かぼちゃの種についてまとめていきます。
かぼちゃの種の栄養やカロリー
通常、野菜には種がついていますが、中でもかぼちゃの種は、大きいですよね。
オレンジ色のわたがついていて、その中に種がたくさん。
捨てることが多いですが、実は、栄養も豊富に含まれています。
そんなかぼちゃの種のカロリーですが、栄養成分表をもとにすると、100gあたりの
栄養成分は、以下のようになります。
カロリー :574kcal
水分:4.5g
タンパク質:26.5g
脂質:51.8g
炭水化物:12g
食物繊維:7.3g
ビタミンB1:0.21mg
ビタミンB2:0.19mg
カリウム:840mg
マグネシウム:530mg
鉄:6.5mg
亜鉛:7.7mg
銅:1.26mg
これだけ見ると、100gあたりのかぼちゃの種のカロリーは、574kcalと相当カロリーが高いと思いますね。
種は脂肪分が多く含まれているので、それだけカロリーが高くなってしまうのです。
でもカロリーだけ見ると、食べたくないと思うかもしれませんが、それだけ栄養が豊富に含まれています。
ビタミンやミネラルがかなり豊富に含まれており、それだけではなく、リノール酸や、オレイン酸、パルチミン酸などの不飽和脂肪酸も多く含んでいます。
これらの不飽和脂肪酸は、
- 血中コレステロール値が上昇するのを抑える効果
- 悪玉コレステロールの数を減らしてくれる
効果があり、現代人の生活習慣病の予防にも役立ちます。
貧血予防にもなる、鉄分や亜鉛も豊富に含まれているので、女性にも強い味方ですね。
脂肪が半分ですが、3割は良質なタンパク質が含まれています。
かぼちゃの種の体への効能とは?
かぼちゃの種に栄養が詰まっている説明をしましたが、他にも有効な成分が含まれています。
かぼちゃには リグナン類が含まれていて、体に良い効果をもたらしてくれます。

前立腺肥大を抑制する効果
かぼちゃの種に含まれているリグナン類の効果によって、前立腺肥大の症状である、尿がでにくい、回数が増えるなどの症状の軽減をしてくれます。
海外では医薬品として販売されているところも。
女性の排尿障害を軽減
男性と同じように、女性にもみられる頻尿や、尿漏れなどの症状を軽減してくれる効果があります。
リグナン類には、女性ホルモンの乱れを整えてくれる効果もあります。
アンチエイジング効果
かぼちゃの種には、かぼちゃ同様、多くのビタミン類が含まれているので、抗酸化作用があります。
なので、活性酸素が原因でおこる、癌やシミやしわなどの老化現象の予防につながります。
若返りのビタミンとされる「ビタミンE」も豊富に含まれています。
骨粗鬆症の予防
さらにリグナン類は、骨粗鬆症の予防にも役立つとされています。
リグナン類は、女性ホルモンのバランスを整えてくれる作用があるので、閉経後に、女性ホルモンが乱れておこる、骨粗鬆症のリスクも軽減してくれます。
また、かぼちゃの種には、カルシウムも含まれているので、丈夫な骨づくりにも効果が期待できます。
これだけかぼちゃの種には体に良い効果があるのです。
かぼちゃの種の栄養効能まとめ
かぼちゃの種の栄養をテーマにまとめました。
かぼちゃの種には、多くの栄養があり、生活習慣病の予防や、ホルモンバランスの乱れから起こる病気にも効果があるので、男女とわず、摂取したいですね。
種は、そのままでも食べられますが、クッキーやパンケーキなどにいれて、料理の幅を増やすのも良いですね。