ほうれん草の発芽がテーマです。
ほうれん草の発芽日数は通常、どの程度なのでしょうか。ほうれん草が発芽不良の場合の原因とは。
そんなほうれん草の発芽についてまとめていきます。
ほうれん草の発芽日数はどのくらい
ほうれん草の生育は、環境によって様々ですが、一般的にはどの程度の日数で発芽するのでしょうか。
ほうれん草の生育するうえでの適温は15~20℃です。割と、冷涼な時期を好みます。
逆に、 25℃以上の温度ですと、発芽しにくくなります 。
ですので、ほうれん草は夏に育てるのではなく、涼しい時期の春まき、秋まきを利用します。
- 春まきの時期としては2月下旬~
- 秋まきの時期としては9月上旬~
ほうれん草の栽培を行います。
基本的にほうれん草の発芽日数としては、植え付けを行ってから毎日水やりをすることで3~4日程度で発芽します。
遅い場合だと、1週間程度日数がかかってしまうこともあります。
基本的に、ほうれん草の発芽温度である15~20℃の温度帯であれば3~4日程度で発芽すると考えて良いでしょう。
ほうれん草が発芽しない・発芽不良の原因
ほうれん草の種を植えて、発芽しない場合は、どのような原因が考えられるのでしょうか。
温度
ほうれん草の発芽温度は15~20℃ですので、高温の 25℃以上の場合は、発芽率が低下し、そして発芽までの期間が長くなります。
ですので、温度が高くならないように管理する必要があります。
光
野菜によっては発芽に光が必要なものもあります。
しかし、ほうれん草の場合は、光は関係ありません。温度が適温であれば、暗くても明るくても発芽します。
水分
種が発芽するのには水分が必要不可欠です。
しかし水のあげすぎには注意が必要です。
種が発芽するには、水だけではなく空気も必要です。
ですので水をあげすぎて、土の中で空気があるところにまで水が入り、種が水に浸かっている状態になると、発芽しにくくなります。
ですので、ほうれん草は空気が与えられるように、水やりをします。
プランターだと、プランターの下から水がでてくる程度で水やりを終わらせます。
発芽までは毎日与えますが、与えすぎも注意です。
また、種をまいて土をかぶせますが、あまり、厚くなりすぎないように調整します。
逆に、水を与えなさ過ぎても乾燥して発芽不良となります。
休眠
種は休眠します。
ほうれん草の場合は、不利な環境下におかれたときに、休眠して発芽しにくい場合があります。
一度休眠に入った種は、休眠を打開する必要があります。
そのためには、種を植え付ける前に、一晩、もしくは一昼夜、種を水に漬けると、種が目覚め、発芽を促すことができます。
また、高温の状態だと種が休眠状態に入りやすいので、水に漬けたものを冷蔵庫にいれると発芽しやすくなります。
市販で、発芽率を向上させている種もあるので、慣れていない場合は、あらかじめ発芽率の良い種を選ぶと発芽しやすくなります。
ほうれん草の発芽まとめ
ほうれん草の発芽をテーマにまとめました。
基本的に温度や水が影響しますね。
ほうれん草が発芽しない場合は、あらかじめ水に漬けて発芽を促し、必要であれば冷蔵庫にいれるようにしましょう。