さつまいもの袋栽培がテーマです。
さつまいもといえば、畑に植えて、秋になって成長したら芋ほりを行うというのが一般的ですが、袋に苗を植えることで、さつまいもを収穫することができるのです。
そんな、簡単にさつまいもを収穫することができる【袋栽培】についてまとめていきます。
さつまいもの栽培方法・袋栽培
さつまいもは、わりと病気に強いので、栽培初心者の方でも、育てやすいです。
きゅうりやトマトも初心者にとっては育てやすいのですが、うどん粉病など、自然界に存在するカビや細菌の影響で病気になってしまう作物が多いのです。
一方のさつまいもは、病気に強いという利点がありますが、問題は場所をとるということです。
さつまいもの栽培には、土地が必要ですが、都心などの家で畑を持っているという方は少ないのではないでしょうか。
そんな方々におススメなのが、さつまいもの袋栽培なのです。
袋栽培で用意するもの
さし苗
さつまいもは、種や種イモではなく、さし苗というものから育てます。
種苗店で、4月下旬~6月の間くらいに購入することができますが、早く購入しないと売り切れることもあります。
予約もできるので、心配な方は、発売時期をチェックしましょう。
さつまいも苗 一束10本入り 安納芋・紅はるか・紅あずま・シルクスイート
土
野菜を栽培する用の培養土を用意します。
培養土は様々な種類がでていますが、さつまいもやじゃがいもなどの芋類を育てるための培養土も販売されているので、そちらも購入してみてください。
袋
土をいれる袋を用意します。
袋としては、肥料袋や米袋、麻袋などがむいています。
通気性や撥水性の良いものを選びます。
肥料
栽培過程で追肥をしてあげるので、肥料も用意しておきます。
肥料も、芋類用の肥料が販売されています。
さつまいもの袋栽培の方法
それでは、用意するものがそろったら袋栽培をしていきます。
①まず用意した袋に20L程度、培養土をいれます。
②そのあとに苗を船底植えで植え付けます。
1つの袋に1つの苗を植え付けます。基本的にさつまいもは、120日で収穫することができますので、5~6月に植え付けを終了させれば、9~10月に収穫することができます。
参考画像
引用元:http://www.takii.co.jp/tsk/fukuro/yasai/satsumaimo.html
苗の先、2~3節は土から顔をだすようにします。
③苗の植え付けが完了したら、たっぷりの水をあげるようにします。
さつまいもは乾燥を好むので、植え付け後10日くらいは、毎日たっぷりの水をやるようにしますが、それを過ぎたら、水やりは控えます。
土の表面が完全に渇いていたら、水やりをする程度でOKです。
④追肥をします。
さつまいもの葉っぱの色が悪くなってきたら追肥のサインです。
畑などの養分があるところだと、追肥は必要ないですが、プランターや袋栽培の場合、追肥をする必要があります。
肥料は、なるべくカリウムの多いものを選ぶのが良いです。
こちらの記事もどうぞ
さつまいもの栽培方法!プランターで育てるには水やりや肥料は?
さつまいも袋栽培での収穫
120日が経過した、もしくは、葉っぱの色が黄色くなってきたという兆候があったら、さつまいもの収穫の時期の目安です。
試し掘りを行って、さつまいもを収穫します。
さつまいもは、貯蔵することで甘味が増すので、収穫したら1か月程度保存しておいて、そのあと食べるようにしましょう。
収穫時期に関しては、こちらの記事もどうぞ
さつまいもの収穫時期やタイミングとは?家庭菜園ではココをチェック
さつまいもの袋栽培まとめ
さつまいもの袋栽培についてまとめました。
袋栽培であれば、そこまで手間もかからないし、省スペースで栽培ができるのも良いですね。
水やりと肥料に気を付けて、美味しいさつまいもを収穫してください。