今日は、ごぼうの栽培方法をテーマにしていきたいと思います^^
ごぼうの栽培時期はいつ頃でしょうか。
またごぼうの葉は食べられるのでしょうか。
ごぼうについてまとめていきます。
ごぼうの栽培方法はどうする?
ごぼうの旬は11~1月 とされています。
ですが、1年を通してごぼうは販売されており、
スーパーでも気軽に購入することができます。
関東で多く出回っているのは、
滝野川系ごぼうです。
ごぼうは、炒めものや煮物、そしてサラダなど
様々な料理にすることができて、身近な野菜であるといえますが、
家庭菜園で栽培することもできます。
ごぼうに含まれる「イヌリン」「セルロース」などの食物繊維 は、
便秘解消にも効果的です。
成人女性で1日に食物繊維量は 18g 摂取することが目標とされているので、
日頃からごぼうなどの食物繊維量を多く含む野菜を
摂取することが望ましいとされています。
興味がある方は、
家庭菜園で栽培して食べるのも良いですね。
ごぼうの栽培適温は20~25℃ 、
そして連作障害は2~3年 です。
ごぼうの種まきから収穫時期まで説明していきます。
ごぼうの種まき
ごぼうは春まき、秋まきがあります。
地中深くまでかなり根を伸ばします。
なのでプランター栽培は不向きですが、
ミニゴボウであれば深めのプランターで栽培可能です。
★ミニゴボウ(サラダごぼう)の栽培方法はこちらをどうぞ
サラダごぼうとは…?食べ方はどうする?栽培方法は?
ごぼうの種まき時期は以下のようになります。
~ゴボウの種まき・春まき~
関東や東海などの中間地 : 3月下旬~5月下旬
北海道や東北などの寒冷地 : 4月下旬~6月下旬
九州や沖縄などの暖地 : 3月中旬~5月下旬
~ゴボウの種まき・秋まき~
関東や東海などの中間地 : 9月中旬~10月上旬
九州や沖縄などの暖地 : 9月下旬~10月中旬
気候によって多少変わってきますが、
このようになっています。
北海道などの寒冷地では、春まきのみ
となっています。
ごぼうの種まき方法
ごぼうは種から栽培しますが、
一晩水に浸してから植えると、
発芽が良くなります。
柳川理想、大浦太ごぼう、滝野川ごぼうなどの品種が
おススメです。
では、ごぼうの地植え方法を説明していきます。
栽培方法は人によって様々なので、
一例として参考になればと思います。
1・まずは種を植え付ける前に、
畑の準備を行います。
種まき2週間前に苦土石灰150g/m2を施して
よく耕しておきます。
品種によっては、深さ1mのところまで
よく耕しておきます。
2・続いて種まき1週間前に堆肥3kg/m2、
化学肥料100g/m2をまき、
よく耕します。
3・幅60cm、高さ20cmの畝をつくり、
マルチングしておきます。
4・種は株間15cmをとり、1か所に3・4粒ずつ
まいていきます。
ゴボウは、発芽に光を必要とするので、
土は浅くかぶせるようにします。
種まき後はたっぷり水やりをします。
ごぼうの栽培管理
【間引き】
ごぼうは2週間程度で発芽するので、
発芽がそろったら、2本立ちに。
そして本葉3~4枚のタイミングで、
1本立ちに間引きを行います。
【追肥】
草丈が30cmになるまでの間、
2~3回追肥を行います。
同時に中耕・土寄せをして
畝を高くするようにします。
ごぼうの収穫時期
ごぼうが成長したらごぼうの収穫を行います。
ごぼうの収穫時期は以下のようになります。
~ゴボウの収穫時期・春まき~
関東や東海などの中間地 : 9月下旬~12月下旬
北海道や東北などの寒冷地 : 10月下旬~11月中旬
九州や沖縄などの暖地 : 9月中旬~1月下旬
~ゴボウの収穫時期・秋まき~
関東や東海などの中間地 : 6月上旬~8月上旬
九州や沖縄などの暖地 : 6月上旬~8月下旬
秋から長期間収穫することが可能です。
9月はじめには若いゴボウも収穫できます。
画像引用:http://blog.goo.ne.jp/mizko_okan/e/30145b3c8202fa0f122bc72fdc6b886d
収穫方法としては、
葉の部分をカマで切り落とし、
さらに、スコップを使って周囲をどんどん掘り、
ごぼうが抜けるところまで掘り勧めます。
根の部分を途中で切らないようにして
ごぼうを引き抜きます。
だいたい根の直径が2cm程度で収穫です。
ごぼうの葉は食べられる?
栽培する際にできるごぼうの葉ですが、
食べることはできるのでしょうか。
ごぼうを実家で栽培していたときも、
葉を食べるという習慣はありませんでしたが、
食べている方もいるようですね!
野菜の葉は食べられるものも多いのですが、
ごぼうのようなものはえぐみも強いので、
食用とはされていません。
ですが、あく抜き をしっかりしてから
油で炒めたり、揚げ物にするなどすると、
多少えぐみが緩和されて食べられるようです。
たしかにごぼう以外の根菜類は葉の
部分も食べられますよね。
ごぼうも葉ごぼう(白茎ごぼう)という若い葉と茎を
食べる品種であれば、
葉も食べることができます。
葉ごぼうは別名「若ごぼう」とも呼ばれています。
こちらは根の部分も短い品種です。
ごぼう同様に、食物繊維量が豊富であり、
あくが少ないです。
葉ごぼうの食べ方は主に
・佃煮
・揚げ物
にするのが多いです。
葉ごぼうは、葉・茎・根に切り分け、
それぞれあく抜きをすればすべての部位を
食べることがあります。
ごぼうと同じように水につけてあく抜きを
するようにします。
葉は茹でたあと30分程度水につけ、
茎、根の部分は15分程度水にさらすようにします。
そうすると多少のえぐみも抜けます。
外部サイトですが、葉ごぼうのおススメレシピです♪
葉ゴボウと牛肉の煮物
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/1340189
八尾名物若ゴボウのかき揚げ
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/3119712
葉ごぼうは、ごぼうと違って流通量も少なく、
そして出回る時期も限られているので、
見つけたらゲットしてみてください^^
まとめ
今回は、ごぼうの栽培方法をテーマにして
まとめてみました。
ごぼうは、通年販売されている野菜ですが、
家庭菜園で栽培も可能です。
また、葉ごぼうという品種であれば、
葉・茎・根の部分も食べることができます^^