今日は、モロヘイヤの栽培方法をテーマにしていきたいと思います^^
モロヘイヤの栽培方法はどうすれば良いでしょうか。
またプランターでの栽培はどうすれば良いでしょうか。
モロヘイヤの栽培についてまとめていきます。
モロヘイヤの栽培方法!
モロヘイヤは6~8月 が旬です。
モロヘイヤはネバネバとした食感が特徴ですが、
βカロテン や ビタミンE といった抗酸化作用の強い
ビタミンも豊富に含まれています。
独特のネバネバが人気で、
和え物としてもよく食べられています。
そんなモロヘイヤは家庭菜園でも栽培が可能です。
野菜の中では、
やや栽培が難しいですが環境に注意し、
管理をしっかりすれば収穫もできます。
モロヘイヤの生育適温は 30℃ と高いです。
また連作障害は1年程度あります。
モロヘイヤの原産はエジプトやインドなど中近東とされており、
高温多湿の環境を好みます。
なので、モロヘイヤを日本で栽培する場合は、
かなり暖かくなってからが栽培適期といえます。
モロヘイヤの植え付け
モロヘイヤは種から育てることも可能ですが、
苗も販売されており、
苗から育てた方が失敗は少ないといえます。
種から育てることも可能なので、
種まき関して詳しくはこちらの記事をどうぞ
モロヘイヤの育て方!収穫時期や方法、種まきはどうする?
苗の植え付け時期は
5月下旬~6月 ごろです。
お住まいの地域によって多少変わってきますので、
暖かい環境になってから植え付けしましょう。
関東目安で気温が 25℃ を超える日がでてくるように
なってからです。
~プランター栽培~
1・まずは、標準タイプのプランター、もしくは少し
小さめのプランターを用意します。
45cmプランターで2株です。
2・プランターを用意したら、
底に鉢底石をしき、さらに野菜用の
元肥入りの培養土を用意し、
半分程度いれます。
3・そこに植穴をつくり、
根鉢を崩さないようにして、ポットから取り出し、
植えます。
4・さらに培養土をかぶせ、軽く押したあと、
たっぷり水を与えておきます。
モロヘイヤの苗は、
本葉が5.6枚程度に育っているものが良いです。
~地植え~
畑で地植えにして栽培することも可能です。
その場合は、モロヘイヤの苗を植えつける前に、
畑の準備をしておきます。
1・苗の植え付け2週間前に苦土石灰100g/m2をまいて
よく耕しておきます。
さらに植え付け1週間前に堆肥2kg/m2、
化学肥料100g/m2をまいてよく耕しておきます。
幅1m、高さ10cmの畝とします。
ポリマルチを張っておくと便利です。
2・株間を50cmずつとって、
モロヘイヤを一株ずつ定植していきます。
3・植え付け後は手で軽く抑えて、
水をたっぷり与えておきます。
モロヘイヤの栽培管理
水やり
モロヘイヤの水やりは土の表面が乾いたら
与えるようにします。
特にプランター栽培の場合は、
きちんと管理しましょう。
地植えの場合は、そこまで心配いりません。
追肥
植え付け後月1回は、追肥を行うようにします。
プランターの場合、両脇に溝を掘って、
そこに化学肥料を施します。
地植えの場合は、畝間に肥料をまきます。
モロヘイヤの収穫
モロヘイヤの収穫時期は、植え付け時期にもよりますが、
7月から楽しめます。
収穫方法としては、
摘心をかねて、上の葉を摘み取って収穫します。
目安は草丈 40cm です。
7.8cmのところを摘み取ると、
わき芽がたくさんでてくるようになります。
草丈 50cm 程度になったら、
葉先15cm程度のところをつみとって
収穫するようにします。
モロヘイヤには毒性もあるので、注意が必要です。
種子は食べないようにしましょう。
★毒性に関してはこちらをどうぞ
モロヘイヤには毒性が?花・実・茎にも毒がある?症状は?
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モロヘイヤの病気には何がある?
モロヘイヤは丈夫な野菜であり、
あまり病害虫は心配いりません。
ただ、日当たりが悪かったり、水はけが悪いなど、
栽培に適した環境でないと、
病気になったり、害虫被害をうけることがあります。
注意すべき病気は
「黒星病」 という葉に病斑ができる病気です。
始め葉に小斑点ができ、
それが拡大した病斑となります。
症状がひどくなると、
葉が枯れてしまい、収穫量が減ってしまいます。
【原因】
原因は、黒星病菌、病原菌です。
種子伝染、もしくは被害株の残渣から感染します。
発病した葉や、被害株は早めに処理するようにします。
雨が長続きすると、
被害が大きくなります。
また、モロヘイヤでは、
ハダニ の被害が発生することもあります。
ハダニは、とても小さい害虫ですが、
群がって植物の汁を吸います。
被害にあった葉は黄変することも。
ハダニの対策としては、
ときどき葉水すると良いです。
まとめ
今回は、モロヘイヤの栽培方法をテーマにして
まとめてみました。
モロヘイヤは、家庭菜園での栽培も可能です。
種からの栽培も可能ですが、
苗から育てる方が失敗が少ないといえます。
うまく育てられれば長期間の収穫も可能です。