坊ちゃんかぼちゃの収穫時期や栄養価がテーマです。
坊ちゃんかぼちゃは、小さくて可愛らしいかぼちゃですが、育てられますし、収穫までできます。
そんな坊ちゃんかぼちゃは、普通のかぼちゃよりも栄養価が高いことで知られているのです。
坊ちゃんかぼちゃについてまとめていきます。
坊ちゃんかぼちゃの栄養価はどれくらい?
坊ちゃんかぼちゃは、西洋かぼちゃの一種です。
名前の通り、通常販売されているかぼちゃよりもかなりサイズは小さめです。
大きさでいうと、 500g程度の重さで、手のひらに乗るほど、コンパクトなかぼちゃです。
小さいかぼちゃは、坊ちゃんかぼちゃだけではなく、赤皮栗かぼちゃ、白皮黒かぼちゃでも小さいサイズがあります。
坊ちゃんかぼちゃは、普通のかぼちゃに比べるとサイズは小さいですが、栄養は豊富に含まれていて、βカロテンは3~4倍も含まれているといわれています。
西洋かぼちゃの100gあたりのβカロテン量は、4000μgといわれています。
3~4倍といったら、100gあたりで12000~16000μgとなります。
そして、坊ちゃんかぼちゃのカロリーなどは、未だ分析はされておらず、食品成分表には載っていませんが、糖質があって甘味もあり、カロリーは通常のかぼちゃの2倍程度といわれています。
となると西洋かぼちゃのカロリーは、100gあたり91kcalですので、坊っちゃんかぼちゃ100gで182kcalという計算にはなりますね。
しかし、その分、良質なタンパク質も2~3倍ほど含まれているようなので、栄養価としては、かなり高いといえます。
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坊ちゃんかぼちゃの育て方や収穫時期のタイミング
では、小さくて栄養価の高い坊ちゃんかぼちゃですが、どのように育てれば良いのでしょうか。
坊ちゃんかぼちゃの種まきのタイミングとしては、3~4月で、ポットに種まきを行います。
1つのポットに2・3粒の種をまき、育ったら一つを間引生きて育てます。
そして、4月~5月 になったら植え付けの作業を行いましょう。
植え付けのタイミングとしては、坊ちゃんかぼちゃの本葉が4枚ほど成長したら、プランターもしくは、畑で植え付けを行い、栽培します。
坊ちゃんかぼちゃは、ベランダでも支柱を使って、栽培できる作物です。
支柱たて・誘引
ある程度育ったら、かぼちゃに支柱をたててやります。
つるを誘引して、上にのびるようにします。
引用:http://shizensaibai.livedoor.biz/
また、本葉が6~7枚の頃になったら、摘心を行います。
そして、生育の良いこずるを3本ほど残して、あとの子づるは摘んでしまいます。
ただし、基本的に、放任でも育ちます。
人工授粉
かぼちゃは、雌花と雄花をもつ種類なので、自然界では、花粉で授粉し、実がなります。
実を確実につけたい場合、人工授粉をします。
方法としては、雌花が咲いたら、その日に咲いた新鮮な雄花を摘み取って、雌花の柱頭に花粉をつけてあげます。
授粉がうまくいけば実がなります。
坊ちゃんかぼちゃの収穫時期
坊ちゃんかぼちゃの収穫のタイミングとしては、花が咲いてから40日程度が目安です。
早く収穫しすぎても甘味が少ないので、しっかり待ちます!
見た目のタイミングとしては、かぼちゃとつるを結ぶへたのような部分が、硬くなりコルクの様になるのがタイミングです。
最初は縦に亀裂が入って、横に亀裂が入るようになります。
画像引用:http://plaza.rakuten.co.jp/negishinouen/
かぼちゃの表面にも変化はあり、表面のツヤが消えてきて、溝のようなものができてきたら、収穫のタイミングです。
収穫したら、3~4週間は、風通しの良い、涼しいところで保管するようにします。
その間にでんぷんが糖に分解されて、より美味しい坊ちゃんかぼちゃになります。
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かぼちゃより小さいのに、栄養満点です。
育てやすいので、家庭菜園で育てて、グラタンにしても良いですね。