カリフラワーの栽培方法がテーマです。
カリフラワーは家庭菜園でも栽培可能ですが、種まきや植え付け、そして収穫時期はいつ頃でしょうか。
そんなカリフラワーの栽培方法についてまとめていきます。
カリフラワーの栽培方法!種まき方法や時期は?
カリフラワーは冬の時期が旬の野菜です。
カリフラワーは値段が298~398円程度と、ややブロッコリーより高いといえます。
そんなカリフラワーは、ブロッコリーと同じで「アブラナ科アブラナ属」に分類されます。
ブロッコリーと似ていますが、同じように栽培もできます。
そんなカリフラワーの種まき時期は以下のようになります。
【カリフラワー春まき・種まき時期】
関東や東海などの中間地 : 2月中旬~3月下旬
北海道や東北などの寒冷地 : 3月中旬~4月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 2月上旬~2月下旬
【カリフラワー夏まき・種まき時期】
関東や東海などの中間地 : 7月中旬~8月下旬
沖縄や九州などの暖地 : 7月下旬~8月下旬
気候や環境によって多少変わってきますが、このようになっています。
なお、カリフラワーは春まきよりも夏まきの方が一般的です。
カリフラワーの種まき
カリフラワーはホームセンターなどで苗を購入してから栽培するのが一般的ですが、種からの栽培も可能です。
種まき方法は以下のとおりです。
- 種まきはセルトレーやポットを利用します。用土をいれたら1つのポットあたり3~4粒程度まきます。
- 種をまいたら軽く覆土して、たっぷり水やりを行います。春まきで寒い時期は、保温するようにします。
- 発芽したら本葉2枚で2本、本葉が3~4枚のときに1本に間引きを行います。そのまま本葉が5~6枚になるまでポットで栽培を行います。
次はプランター、もしくは畑に植え付けを行います。
カリフラワーの栽培方法!植え付け方法や時期は?
種まきをポットに行った場合も、苗も購入した場合も、植え付けを行います。
カリフラワーの植え付け時期は以下のようになります。
【カリフラワー春まき・植え付け時期】
関東や東海などの中間地 : 3月中旬~3月中旬
北海道や東北などの寒冷地 : 4月中旬~5月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 3月中旬~4月上旬
【カリフラワー夏まき・植え付け時期】
関東や東海などの中間地 : 8月中旬~9月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 8月中旬~9月上旬
このような時期がカリフラワーの植え付け時期になります。
種まきから30日程度で植え付け時期となります。
プランターへの植え付け
プランターへの植え付け方法を説明します。
- まずは本葉5~6枚の苗を用意します。ホームセンターもしくはネットなどでも購入できます。そしてプランター標準サイズを用意し、鉢底石を底にしき、プランターの半分程度に培養土をいれます。
- 続いて、カリフラワーの根を崩さないようにして、カリフラワーの苗を植え付け、上から土をかぶせ、上から軽く押さえるようにします。2株以上栽培する場合、株間は20~30cm程度は確保します。
- カリフラワーを植え付けたらたっぷりの水を与えるようにします。
そして日当たりの良いところで栽培します。
また、畑に植え付ける場合は、苦土石灰100g/m2そして1週間前には、堆肥2kg/m2、肥料100g/m2をまいてよく耕しておきます。
幅60cm程度の畝をつくり、株間は40cm程度の間隔をとってから苗の植え付けを行います。
アブラナ科なので、連作障害にも気を付けます。
カリフラワーの栽培管理
水やり
カリフラワーは、表面が乾いたらたっぷりと水やりを行うようにします。
追肥
市販の培養土などを利用して追肥がいらないタイプのものもありますが、それ以外は追肥を行うようにします。
1回目の追肥のタイミングは、植え付けから2~3週間程度たった時期です。
2回目の追肥のタイミングは、花蕾ができはじめた時期です。
追肥を施したあとは軽く土寄せを行います。
カリフラワーの収穫時期
カリフラワーの収穫時期は以下のような時期になります。
【カリフラワー春まき・収穫時期】
関東や東海などの中間地 : 5月下旬~6月下旬
北海道や東北などの寒冷地 : 6月中旬~8月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 5月上旬~6月上旬
【カリフラワー夏まき・収穫時期】
関東や東海などの中間地 : 11月中旬~12月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 11月上旬~12月下旬
カリフラワーは早いものだと植え付け後70日程度で収穫時期をむかえます。
カリフラワーは収穫する前にひと手間かかります。
花蕾の大きさが7~8cm程度になったら、外葉で花蕾を包んで紐でしばるようにします。
引用元:http://blog.livedoor.jp/sh3460669/
花蕾を外葉で覆わないと、花蕾が黄色になってしまいますし、寒さから守る役割も果たします。
それから2週間ほどたって花蕾が成長したら収穫時期をむかえます。
花蕾の直径が15cm程度になり、引き締まっていたらナイフなどで茎の部分を切り取り、収穫します。
カリフラワーは収穫時期を逃すと品質が悪くなってしまうので、タイミングを逃さないようにして収穫します。
カリフラワーは花なの?
カリフラワーは、花を食べる野菜の一種で、和名では花甘藍とも呼ばれます。
甘藍はキャベツのことを指します。
カリフラワーで食べるのは花の部分、つまり花蕾です。
花が咲く前の蕾のかたまりを食用としています。
当然花の蕾なのでカリフラワーは成長しすぎると、蕾が花開き、食べられなくなってしまいます。
引用元:http://bee-happy.jp/
厳密には花が咲いても食べられますが、食味は落ちてしまいます…
ですので、収穫時期を逃さず食べるのが良いです。
カリフラワーの栽培方法まとめ
カリフラワーの栽培方法をテーマにしてまとめました。
カリフラワーは、プランターでの栽培も可能です。
そして、苗からも種からも栽培が可能です。
収穫前に少し手間はかかりますが、家庭菜園でも美味しいカリフラワーを収穫することができます。
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