栽培

葉ネギ(九条ネギ・小ネギ)の栽培方法とは?プランターでもできる?

葉ネギの栽培方法がテーマです。

葉ネギの栽培は、プランターでも可能でしょうか。また葉ネギはどのように栽培すれば良いのでしょうか。

そんな葉ネギの栽培方法についてまとめていきます。



葉ネギの栽培方法

ネギは主に白い部分が多い根深ネギ(白ネギ・長ネギ)と緑の部分が多い葉ネギ(青ネギ・九条ねぎ)に分別されています。

西日本では主に、こちらの葉ネギの方が食べられています。

葉ネギを若採りしたものは万能ねぎです。

そんな葉ネギは、家庭菜園でも作ることができます。

 

長ネギは栽培する上で、白い部分を多くするために、土寄せの作業が必要になりますが、葉ネギの場合は、この土寄せの必要がないので、簡単に栽培することが可能です。

葉ネギの種まき時期

葉ネギは種まきから約2か月程度で収穫時期を迎えます。

また、時期を選べば1年を通して、収穫も可能です。

寒冷地では時期を選びますが、中間地や暖地では春~夏まきまで楽しめます。

環境が良ければ9~10月に秋まきを行い、初春の頃に収穫することもできます。

種まき時期は一般に以下のような時期になります。

関東や東海などの中間地 : 3月中旬~4月中旬 7月上旬~9月中旬
北海道や東北などの寒冷地 : 5月中旬~7月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 3月中旬~4月中旬 8月上旬~9月中旬

環境や気候によっても多少変わってきます。

葉ネギの種まき方法

葉ネギは苗からの栽培も可能ですが、他の野菜と違って、タネからでも比較的簡単に栽培することができます。

葉ネギを栽培する上では、水はけの良い土地を選びます。

畑の場合

植え付け2週間前に苦土石灰150g/m2を、そして1週間前に堆肥3kg/m2、化学肥料 100g/m2を施し、よく耕しておきます。

そこに幅40cmの畝をつくり、すじまきにします。

覆土は5mm程度とし、種まき後は、たっぷりの水を与えます。

プランターの場合

プランターの場合は、深さ20cm程度の標準サイズのもので栽培可能です。

プランターを用意したら、底に鉢底石をしいて、野菜用の培養土を8割程度いれます。

プランターの場合でも1cm程度の溝をつけてすじまきとし、上から5mm程度覆土したあと、たっぷりと水をあげます。



葉ネギの栽培管理

水やり

ネギの栽培は基本的に水やりはほぼ必要ありません。

種が発芽するまでは水やりをしっかり与えますが、その後、畑の場合はほぼ水やりは不要です。

しかしプランターの場合は、水やりも行う必要があります。

栽培期間が夏にあたる場合、土の表面が乾いたら水やりを行うようにします。

夏場の水やりは朝もしくは涼しくなった夕方に行います。

間引き

葉ネギが発芽したら間引きを行っていきます。

混み合っているところから間引きを行い、最終的に株間が2~3cm程度になるように間引きを行います。

追肥

葉ネギを栽培する上では、追肥も行います。

草丈が20cm程度に成長したら、2週間に1回程度の頻度で追肥を行います。

もしくは、液体肥料を薄めて週1回程度で与えます。

追肥と同時に葉ネギが倒れない程度に追肥を土寄せも行います。



葉ネギの収穫時期

葉ネギが成長したら、いよいよ収穫時期です。

種まき後約2か月程度で収穫時期を迎えます。

葉ネギ(九条ネギ等)の場合は、草丈が60cm 程度になったら収穫時期です。

小ネギは30~40cm 程度で収穫時期となります。

根元3cm程度を残して、ハサミで切り取って収穫を行います。

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根元を数cm残してカットして残しておけば、そこからまた新しい芽がでてきます。

収穫後でも、また収穫を楽しめるのが葉ネギの良いところです。

葉ねぎの栽培方法まとめ

葉ネギの栽培方法についてまとめました。

ネギの種類には、長ネギもありますが、長ネギの方が栽培が難しく、土入れなどの工程がない葉ネギは比較的栽培しやすいといえます。

また根元を残して収穫すれば、再度収穫を楽しむこともできます。

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