さつまいもの病気がテーマです。
さつまいもにはどのような病気があるでしょうか。葉にも病気があるのでしょうか。
またさつまいもを栽培する上では、害虫対策も必要です。
そんなさつまいもについてまとめていきます。
さつまいもの病気には何がある?
さつまいもは秋が旬です。
その時期になると、さつまいもを収穫する人も多いといえますね。
そんなさつまいもも家庭菜園で栽培していると、病気になることがあります。
さつまいもにはどのような病気があるのか見ていきましょう。
さつまいもの病気・黒斑病
症状としては、さつまいもに黒褐色の斑点ができ、徐々に広がってくぼみ、カビが生えます。
さつまいもの内部まで黒く変色してしまいます。
さつまいも以外にも、トマトやアブラナ科の野菜でも発生します。

画像引用:http://yaeyamanature.ti-da.net/e2647246.html
【対処法】
黒斑病の原因は、糸状菌です。
畑で害虫に食害されるとその部分から病原菌が侵入し、そして発病します。
傷がある場合は、貯蔵中に発病することも。
対策としては、あらかじめ無病の苗を使用するようにします。また連作を避け、風通しの良い環境にします。
植え付け時に薬剤を散布しておくようにします。
さつまいもの病気・立ち枯れ病
立ち枯れ病は、ほとんどの野菜で起こる病気です。茎の地際付近の部分が黒ずんで、そしてしおれてしまいます。
発病した株の地下茎は、黒色してしまいます。

【対処法】
土壌中の放線菌が原因です。
生育初期の苗に多くみられ、生育不良になり、枯死します。
高温乾燥・phの高い土壌で発生しやすいとされています。
「ベニアズマ」では抵抗性が高いとされています。
連作をさけ、水はけ・風通しの良い環境にするだけでなく、pHを5.5より高めないようにする必要があります。
植え付け前にクロルピクリン含有量が高い薬剤でマルチ畦内消毒をしておくと予防になります。
さつまいもの病気・つる割病
つる割れ病は、名前の通りにつるが割れてしまう病気です。
下葉から黄化していき、酷いものは枯死します。

【対処法】
つる割れ病の原因は、糸状菌です。
連作や酸性土壌、高温時期に発病しやすくなります。
さつまいもの病気・斑点モザイク病(葉)
葉の葉脈に黄色の斑点ができて、やがてその斑点が紫色になり、株の生育が悪くなる病気です。

画像引用:http://knowcas.org/knowledge/mosaic/
【対処法】
アブラムシによる吸汁によってウイルスが媒介されて病気が起こることが多いです。
ですので、アブラムシが寄り付かないよう防虫ネット等を利用して、アブラムシの侵入を防ぐようにします。
植え付け時にウイルスフリー苗を使用するようにします。
さつまいもの病気・軟腐病
軟腐病は、葉・茎・根の部分が軟化・腐敗する病気で、さつまいもは、白色の菌糸が密集し、アルコール臭くなります。
【対処法】
原因は糸状菌です。
傷口から菌が侵入して発病します。
ですので、葉をかじる害虫が寄り付かないよう予防します。
また貯蔵中に発病しやすく、高温の条件下で発病しやすいとされています。
キュアリング処理を行うと、貯蔵性を向上させることができるとされています。
さつまいもの害虫対策は?
さつまいもには、病気よりも大型の害虫による食害に注意が必要とされています。
幼虫を見つけたら捕殺するようにしましょう。
アブラムシ
アブラムシは、さつまいもだけでなく、様々な野菜が被害にあいやすいといえます。
体長は1~2mmと小型です。
アブラムシは新芽の葉の裏に発生し、植物の汁を吸い、病気を媒介することがあります。
【対処法】
アブラムシは小さいので、見つけたらガムテープなどを利用して、捕殺するようにします。
薬剤散布も効果的です。

ヨトウムシ
幼虫が葉を食害します。
葉脈や葉柄を残して食い尽くすので、葉が白く透けたようになります。
【対処法】
ヨトウムシは夜に活動して被害をもたらします。
夜中活動しているところを見つけて捕殺するようにします。
孵化したての頃は群れで行動するので、群生している段階で捕殺しておくのが良いといえます。
殺虫剤は STゼンターリ顆粒水和剤など。
コガネムシ
秋口に発生し、土の中に入って、根を食害します。
コガネムシ以外にも、ネキリムシも地際を食害して、苗を倒してしまいます。
【対処法】
見つけたら捕殺する以外に、あらかじめ植え付け前に薬剤を散布しておきます。
被害にあった株の周りを掘り起こすと発券できるので、そのまま捕殺するようにします。
エビガラスズメ
茶褐色の4~5cm程度の大きな幼虫です。
葉を食害します。
【対処法】
大型の害虫なので、発生すると被害が大きくなります。
見つけたらすぐに捕殺するようにします。
ナガジロシタバ
青と黄色の模様のある幼虫です。
こちらも葉を食害します。
【対処法】
見つけたらすぐに捕殺するようにします。
害虫によって株が被害にあると、葉を食べつくされたり、病気を媒介されて生育が悪くなるので、栽培する際は
- 防虫ネットをかける
- 防虫剤をまいておく
- すぐに捕殺する
という対策をするようにしましょう。
さつまいもの病気・害虫まとめ
さつまいもの病気や害虫をテーマにしてまとめてみました。
さつまいもは家庭菜園でもよく栽培されていますが、病気になることもあります。
また、大きめのサイズの害虫にも食害されることがあるので、ネットを張るなどの対策をあらかじめしておきましょう。
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