唐辛子の収穫時期や種まき・植え付け時期がテーマです。
唐辛子の収穫時期はいつぐらいでしょうか。また唐辛子の種まき時期や植え付け時期はいつぐらいなのでしょうか。
そんな唐辛子についてまとめていきます。
唐辛子の種まき・植え付け時期
唐辛子といえば、辛味のある香辛料として有名ですね。
唐辛子がたくさん入っている料理は辛味があります。そんな唐辛子は、家庭菜園で栽培も可能です。
栽培適温は25~30度と暖かい環境を好み、ナス科である唐辛子は、ピーマンと同じような栽培方法で育てることができます。
そんな唐辛子の種まき時期は以下のようになっています。
唐辛子の種まき時期
関東や東海などの中間地 : 3月下旬~4月下旬
北海道や東北などの寒冷地 : 4月中旬~5月中旬
沖縄や九州などの中間地 : 3月中旬~4月中旬
発芽温度も20~30℃と温かい環境を好みます。
唐辛子の植え付け時期
関東や東海などの中間地 : 4月下旬~6月上旬
北海道や東北などの寒冷地 : 5月中旬~6月中旬
沖縄や九州などの中間地 : 4月中旬~5月下旬
環境や気候にもよりますが、このようになっています。
また連作障害が3~4年ほどあるので、その間は同じナス科の野菜を栽培しないように注意しましょう。
唐辛子の種まき
唐辛子は種からの栽培も可能ですが、苗を購入してから植え付けを行うのがおススメです。
また畑でもプランターでも栽培可能ですが、種まきはポット栽培がおススメです。
培養土をポットにいれたら、深さ2~3cm程度で種を2~3粒まき、そして本葉1~2枚で1本に間引きます。
苗を購入する場合は、節間がつまったしっかりとした本葉8枚程度の苗を購入するようにします。
唐辛子の植え付け
プランターでの植え付け方法
- プランターに唐辛子を植え付ける場合は、60cmサイズのプランターで2株、7~8号のプランターで1株育てるようにします。
- プランターの底に鉢底石をいれたら、そこに8割程度培養土をいれて、根鉢をくずさないようにして、ポットから取り出し、そのまま手で根元を押さえて植え付けます。
- 2株植える場合の株間は、25㎝程度とします。
植え付け後は仮支柱をたててます。
画像引用:http://blog.kochan.com/archives/52207287.html
畑での植え付け方法
- 植え付け2週間前に苦土石灰100g/m2、堆肥2kg/m2を混ぜてよく耕しておきます。
- そしてさらに植え付け1週間前には化学肥料100g/m2を混ぜておきます。
- 畝幅60cmとし、マルチを張っておきます。
- 植え付けのタイミングになったら、株間を45~50㎝とり植え付けします。
畑で栽培する場合も、仮支柱をたてておきます。栽培後はピーマンの栽培と同じように、わき芽かき、追肥も忘れずに。
唐辛子の収穫時期やタイミングとは?
唐辛子は、開花後20~39日 程度で青い実は若採りできます。
唐辛子らしく赤くなるのは、開花後60日程度 です。
上記のようなタイミングで、種まき・植え付けを行った場合、収穫時期は以下のようになります。
関東や東海などの中間地 : 6月上旬~10月中旬
北海道や東北などの寒冷地 : 6月下旬~9月下旬
沖縄や九州などの中間地 : 5月下旬~10月下旬
このようになっています。
唐辛子の場合は、赤く熟した実も、緑色の実の収穫もどちらも楽しむことができます。
一気に収穫するには、株で赤くなるまで実を真っ赤に熟します。
開花後60日が目安です。
そして、株ごと抜いて、軒下などに吊るして乾燥させましょう。
ただ、すべての実を赤く熟してから収穫すると、収穫量が減ってしまいます。
収穫を長く楽しむには、開花後20~30日程度でできた緑の唐辛子を長さ4~5cmほどで、ハサミを用いて収穫します。
そして緑の青唐辛子の収穫を楽しんだのち、赤くなった唐辛子を収穫します。
赤くなったものは、先ほど説明したように、一気に株ごと抜き去り、乾燥させるのも良いですが、1本ずつ切り取って収穫を楽しむこともできます。
唐辛子の収穫時期まとめ
唐辛子の種まき・植え付け時期、そして収穫時期をテーマにしてまとめました。
唐辛子は青唐辛子・赤トウガラシどちらも楽しむことができます。
基本的な栽培はピーマンと一緒です。
こちらの記事もどうぞ
ピーマンの育て方!剪定・摘心や摘葉、わき芽の処理はどうする?