ピーマンの漢字や英語での表記方法、そして発音がテーマです。
ピーマンは漢字や英語ではどのように表記するのでしょうか。
またピーマンの原産国はどこなのか。
そんなピーマンについてまとめていきます。
ピーマンの原産国はどこ?
ピーマンの原産国は中南米とされています。
中央アメリカ、メキシコ~南アメリカ大陸を指し、暑い気候の国が多いです。
熱帯アメリカが原産地とされており、唐辛子の仲間とされていますが、ピーマンは唐辛子よりも大型であり、そして辛味がないのが特徴といえます。
ピーマンが日本にきた歴史としては、16世紀に唐辛子が、 ポルトガル人によって渡来しました。
そのとき、甘味種として、ピーマンも同時に渡来するようになります。
もとは、15世紀にコロンブスによって持ち帰られ、ヨーロッパに広まり、そして日本にも広まったとされています。
しかし、当時はそれほど普及しませんでした。
それが、第二次世界大戦が終わり、和食だけでなく、食生活が洋食化したことで、ピーマンが広まり、消費も拡大したとされています。
いまは、日本人にとって、ピーマンはかかせない食材となりました!
6~9月の暑い夏が旬のピーマンは、同じように暑い地域が原産地のようです!
また、ピーマンという名前は、フランス語で唐辛子を意味する「piment」ピマンが由来とされています。
ピーマンの漢字での表記は?
ピーマンとカタカナ表記されることが多いピーマンですが、漢字での表記もあります。
ピーマンは漢字で書くと【甘唐辛子】あまとうがらしと表記されます。
唐辛子の仲間であるピーマン、唐辛子の甘味種なので、そのまま唐辛子に甘という文字を足しているようですね。
また、ピーマンだけではなく他の野菜にも同じように漢字での表記があります。
一例をあげると
赤茄子:トマト
糸瓜:へちま
花椰菜:カリフラワー
玉蜀黍:とうもろこし
大蒜:にんにく
甘藍:キャベツ
など、一見、どの野菜を指しているのかわからないような漢字表記もあります。
ピーマンの英語表記や発音は?
ピーマンは英語ではどのように表記されるのでしょうか。
ピーマンの英語表記は【Green Pepper】となります。
発音もグリーンペッパーです。
ピーマンといっても海外では伝わりません。
ペッパーはコショウを意味しますが、ピーマンでも使われるようですね。
また地域によっては、sweet pepperとも呼ばれたり、bell pepperと呼ばれるところもあるそうです。
ちなみにパプリカは
- bell pepper:アメリカ
- capsicums:オーストラリア
と呼ばれています。
欧州では、paprikaで通じるところも!
基本的にはピーマンはGreen Pepperで通じますが、赤ピーマンではred bell pepperと表記するようです。
ピーマンの漢字英語での表記まとめ
ピーマンの原産国や漢字・英語での表記をテーマにしてまとめました。
ピーマンの原産国は中南米の熱帯アメリカが原産とされています。
ピーマンは、カタカナ表記ですが、海外では、ピーマンでは通じないので要注意です!
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