ズッキーニの栽培方法における受粉の仕方がテーマです。
ズッキーニは栽培において人工授粉が必要とされています。
雄花と雌花はどう見分けるのが良いでしょうか。
そんなズッキーニの栽培についてまとめていきます。
ズッキーニの人工授粉はどうする
ズッキーニは夏が旬の野菜なので、夏の時期になると、多くのズッキーニを収穫することができます。
そんなズッキーニは、かぼちゃの仲間に分類されており、雄花・雌花が存在します。
通常、畑で栽培する場合、虫が来るので、人工授粉をしなくても受粉しますが、ベランダなどで栽培する場合は、虫があまり来ないので、人工授粉をした方が、実がつきやすくなります 。
また、畑で栽培している場合でも、人工授粉をした方が、うまく受粉できるようになります。
雄花・雌花
雄花は、つけ根がふくらんでいないのが特徴で、雌花は、雄花と比較するとつけ根が少し膨らんでいます。
雄花
引用:http://mutumin2.blog.so-net.ne.jp/2012-07-11
雌花
引用:http://sawatari-yasai.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304987581-1
受粉の仕方はかぼちゃの受粉と同じです。
受粉ができる時間は短く、5~6時に開花してから、受粉できる時間は、3~4時間程度と短いのです。
ですので、晴天の日の9~10時までには人工授粉を行うようにします。
受粉の方法は、その日に咲いた雄花を見つけたら摘み取ってしまいます。
そして、受粉しやすいように花びらを切り取ってしまいます。
そうすると、おしべがむき出しの状態になり、受粉させやすくなります。
あとは、雌花の柱頭にこすりつけるようにするだけで、人工授粉が完了です!
無事に受粉ができていれば、そのあと5~8日で20~25cm程度のサイズに成長します。
その時期がズッキーニの収穫時期の目安となります。
ズッキーニの収穫時期についてはこちらをどうぞ
ズッキーニの収穫時期やタイミングとは?種まき時期はいつ頃?
もし雌花が咲いているのに、雄花が咲いていなくて受粉できない…という場合でも「花ズッキーニ」として収穫も可能です。
付け根の実も一緒に収穫してしまいましょう!
花ズッキーニにはいろいろなレシピもあります。
花ズッキーニのレシピ
ズッキーニは生食もOK?調理法のおススメは?花も食べられる?
また、受粉で使用した雄花もフライなどにして食べることができます!
無駄にならないのが良いところです。
ズッキーニの受粉まとめ
ズッキーニの受粉をテーマにしてまとめました。
ズッキーニは、そのままでも収穫できますが、確実に収穫するのであれば、人工授粉をしてしまうのがおススメです!
朝の短い時間しか受粉に向いていないので時間帯の注意は必要ですが、簡単にできます。