サニーレタスの栄養や保存方法がテーマです。
サニーレタスは、サラダによく使用されていますが、栄養はあるのでしょうか。
そして保存方法はどうすれば良いのか。
また、サンチュと似ていますが、サンチュとは異なるものなのでしょうか、そんなサニーレタスについてまとめていきます。
サニーレタスの栄養がすごい
サニーレタスは、結球していないタイプのレタスを指します。
結球しないタイプのグリーンリーフとは異なり、サニーレタスの場合は、葉が濃い赤色なのが特徴です。
葉は縮れた形をしています。
そんなサニーレタスにはどのような栄養が含まれているのでしょう。
一般的なレタスである玉レタスと比較してみました。
レタス | サニーレタス | |
βカロテン(μg) | 240 | 2000 |
ビタミンE(mg) | 0.3 | 1.2 |
ビタミンK(μg) | 29 | 160 |
ビタミンB1(mg) | 0.05 | 0.1 |
ビタミンB2(mg) | 0.03 | 0.1 |
ビタミンB6(mg) | 0.05 | 0.08 |
葉酸(μg) | 73 | 120 |
ビタミンC(mg) | 5 | 17 |
カリウム(mg) | 200 | 410 |
カルシウム(mg) | 19 | 66 |
マグネシウム(mg) | 8 | 15 |
リン(mg) | 22 | 31 |
サニーレタスは、玉レタスと比較すると、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
玉レタスと比較すると、サニーレタスのビタミンや、ミネラル類は、2倍程度の量を含んでいます。
注目すべき栄養素はβカロテンで、サニーレタスは、レタスの8倍程度のβカロテンを含んでいます。
βカロテンは、抗酸化作用が強く、老化防止や動脈硬化の予防、そして癌を予防する効果があるとされています。
他にも、風邪の予防や美肌効果も期待できます。
カリウムやカルシウムも含んでおり、カリウムはむくみ予防にも効果があります。
腎臓病などでカリウムが摂取できない方には、低カリウムレタスも販売されています。
また、食物繊維や、疲労回復に役立つビタミンB1も含んでいます。
サニーレタスの保存方法
サニーレタスはどのように保存すれば良いのでしょうか。
サニーレタスもレタス同様にあまり日持ちしません。
そして乾燥に弱いです。
保存方法としては、乾燥を防ぐために、サニーレタスの芯の部分に、濡らしたキッチンペーパーをつけて、そのままラップ、もしくはビニール袋等にいれて冷蔵庫で保存するようにします。
レタスの最適温度は、0~5℃程度です。1週間程度は日持ちします。
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サニーレタスはサンチュとは違う?
サニーレタスとサンチュを混同している方がいますが、サニーレタスとサンチュは別物です。
でもたまに焼き肉を食べると、サンチュの代わりにサニーレタスがでてくるということもあるみたいです。
サンチュは、焼き肉を食べるときに、巻いて食べる葉としても有名です。
そしてサンチュは、収穫方法もサニーレタスとは異なり、サニーレタスやレタスのように株ごと根元を切って収穫するのではなく、1枚1枚葉を摘んで収穫します。
そのことから韓国ではサンチュと呼ばれてますが、日本では「掻きちしゃ」と呼ばれていました。
葉肉に厚みがあるのも特徴です。
ただ、サニーレタスもサンチュも多少の苦味はあります。
サニーレタスはスーパーでも多く販売されていますが、サンチュはなかなか見かけませんよね。
比較すると、見た目も結構違います。
サニーレタス
サンチュ
サニーレタスの栄養・保存方法まとめ
サニーレタスの栄養や保存方法をテーマにしてまとめました。
サニーレタスには、栄養も豊富です。
レタスと比較すると、同じレタス類なのに、こんなにも違うのかと思ってしまうほど。
ですが、レタスよりもサニーレタスの方が少し値段も高いんですよね。
また、あまり日持ちはしませんが、乾燥しないように注意して保存するようにしましょう。