つるむらさきの保存方法がテーマです。
つるむらさきは、夏が旬であり、ゆでることで独特のぬめりがでる野菜です。
葉物野菜なので、そのままの状態ではあまり日持ちしません。
そんなつるむらさきの最適な保存方法についてまとめていきます。
つるむらさきの保存方法【冷蔵】
つるむらさきは、葉物野菜なので、あまり日持ちはしません。
常温保存もできますが、基本的には野菜室で保存するのがおすすめです。そのままの状態で置いておくと、葉が乾燥して萎れてきてしまいます。
また、夏場以外であれば常温保存もできますが、常温での保存期間は1~2日程度となります。
日持ちする冷蔵保存、冷凍保存の方法について説明します。
つるむらさきの冷蔵保存
つるむらさきは、冷蔵庫の野菜室で保存することができます。
つるむらさきをスーパーで購入した場合、ビニールの袋に入っていることが多いと思いますが、そのままの状態ではなく、ひと手間かけて保存した方が長持ちします!
- まずは、ボウルに水をはり、つるむらさきの茎の部分を5分ほど水につけておきます。
- 水けをキッチンペーパー等でふき取り、さらにペーパーで包みます。乾燥を防ぐためです。
- 根元を下にして、ポリ袋にいれて、軽く口をとじます。
さらに、冷蔵庫の野菜室で立てて保存するようにします。容器にいれる、冷蔵庫のポケットにいれるなどして立てて保存しておく方が日持ちします。
冷蔵保存したつるむらさきの賞味期限
野菜室で保存しておいたつるむらさきは、1週間ほど日持ちします。
野菜室がない場合、冷蔵庫での保存も可能です。
葉物野菜は、低温保存の方が長持ちしやすいです。
つるむらさきの保存方法【冷凍】
つるむらさきを長期保存するのであれば、冷蔵保存ではなく、冷凍保存がむいています。
あまり日持ちしないつるむらさきですが、冷凍であれば長持ちしやすく、そして調理もしやすいです。
つるむらさきの冷凍保存方法
つるむらさきは、冷凍保存することができますが、そのままの状態では保存できません。
さっとゆでて食べやすい大きさに切ってから、保存するようにします。
- まずは、つるむらさきを茹でていきます。つるむらさきは、葉と茎の部分を分けて茹でます。葉は20秒ほど、茎は1分ほど茹でます。少しかために塩茹でします。
- 茹でたつるむらさきは、ざるにあけて、冷水で粗熱をとります。
- ある程度水気を絞ったら、食べやすいサイズ(4~5cm)に切ります。
- 小分けにしてラップに包み、さらにジップつきの袋にいれて、冷凍庫で保存します。
冷凍保存したつるむらさきの賞味期限
冷凍したつるむらさきは、冷凍庫で保存しておけば、1か月ほど日持ちします。
かために茹でて保存すれば、解凍した際も、シャキシャキとした食感を味わうことができます。
干しつるむらさきにして保存
つるむらさきは、冷蔵、冷凍保存が一般てきですが、干して保存する方法もあります。
干し野菜は、乾燥させるために手間はかかりますが、冷凍と同じように長く保存することもできます。
- まずは、つるむらさきを水洗いし、葉と茎をわけて、かために塩茹でします。
- ザルにあげて、冷水で粗熱をとります。
- 水気をしぼった後、食べやすい大きさに切ります。
- 平たいザルにつるむらさきを並べて、カラカラになるまで3日くらい干します。
- 乾燥させたものは、ジップつきの袋にいれて、冷蔵庫で保存します。
そうすることで、干しつるむらさきは、1か月以上日持ちします。
水で戻したら、炒め物や汁物などにも使えます。
冷凍したつるむらさきの解凍方法
炒め物・汁物にいれる場合
冷凍したつるむらさきは、凍ったままの状態で調理に使えます。
つるむらさきは、味噌汁やスープにも使えますが、凍った状態で、汁物にいれることでそのまま調理できます。解凍する必要はありません。
お浸しにする場合
冷凍したつるむらさきを、お浸しにする場合は、自然解凍してから使います。
前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して、じっくり低温で解凍させます。
急いでいる場合は、電子レンジでの解凍もできますが、水っぽくなるので要注意。
腐りかけのつるむらさきには注意
基本的に購入してから1週間程度であれば、そこまで悪くはなりませんが、稀に食べられない状態になるので注意が必要です。
注意すべきなのは、以下のような状態です。
- ぬめりがある
- 異臭がする
- カビが生えている
- どろっとしている
このような状態であれば、購入してからあまり時間がたっていなくても食べない方が良いです。
よく状態を確認してから調理して食べてください。
つるむらさきの保存方法まとめ
つるむらさきの保存方法についてまとめました。
つるむらさきは、冷蔵で1週間程度、そして冷凍庫で1か月程度保存することができます。
冷凍したつるむらさきは、汁物や炒め物であれば、凍ったまま調理できます。
お浸しにする場合は、前日に冷蔵庫で解凍しておくと良いです。