ミニトマトが赤くならないとき、そして実がならない場合がテーマです。
ミニトマトは、家庭菜園でも比較的栽培しやすい野菜として知られています。
そんなミニトマトですが、栽培しているうえで、もちろん問題も発生しますよね。
ミニトマトの栽培についてまとめていきます。
ミニトマトが赤くならないときの対処法
ミニトマトが赤くならないというときには、様々な要因が関係しています。
日数・日照不足
そもそもトマトの実が赤くなるまでには日数と日照時間を要します。
基本的に、ミニトマトの植え付けは、4月~5月くらいですが、そうなると収穫の時期は 7~8月といえます。
花が開花してからでも、50日程度の時間を要しますので、それだけ時間がたっているのか確認しましょう。
また日数だけではなく、日照時間も関係しています。
日当たりの悪いところで、ミニトマトを栽培していても実が大きくなりにくく、そして成長が悪いために、赤くならないこともあります。
ミニトマトは、プランターでも栽培できる野菜ですが、なるべく日当たりの良いところで栽培するようにしましょう。
気温
そもそもトマトが成長する5~6月に気温が低いと、成長が遅れて、ミニトマトの実が赤くなりにくくなります。
梅雨の時期には、雨にあたると、実も落ちてしまったりするので、防寒対策、そして雨避けの対策もしましょう。
摘果・摘心をする
他のトマトの実に栄養分が行き過ぎると、1個1個の成長が阻害されます。
ですので、形の悪いものは摘果してしまいましょう。
また、摘心をすることで、実の成長を促進してあげることになります。
摘心についてはこちらの記事をどうぞ
ミニトマトの摘心や剪定の方法は?受粉はどうすべき?
また、栄養分が足りていないと成長が阻害されています。ですので、肥料をあげるのも忘れないようにします。
肥料不足のサインでは、トマトや葉が黄色っぽくなるので、そういったサインがでている場合は、追肥を施してあげましょう。
チッソ成分ではなく、リン酸成分が多めの肥料にします。
ミニトマトの実がならない場合の原因
実が赤くならない場合の原因や対処法を説明しましたが、上記の
- 日数・日照不足
- 気温の低さ
- 摘果、摘心
- 肥料不足
が原因で、実がならない場合もあります。
実がならない場合は、他にも原因があります。
一番花が着果しなかった
ミニトマトの栽培において、1番最初に咲く花に授粉させ、実がつかないとその後、実がなりにくくなります。
ミニトマトはプランターなどで、高層マンションのベランダなどで栽培していると虫がいないので、授粉できずに実がつかないこともあります。
これを防ぐために【人工授粉】をさせます。
- 指で花を軽くはじく
- 筆を使用する
- ホルモン剤を使う
この3パターンを使用して、うまく人工授粉させるようにします。
人工授粉についてはこちらの記事をどうぞ
ミニトマトの摘心や剪定の方法は?受粉はどうすべき?
脇芽かきをする
ミニトマトではどんどん、成長する脇芽を取り除く作業が必要となります。
脇芽がついたままだと、どんどん栄養を枝にとられて、実がつきにくくなります。
ですのであらかじめ、トマトの脇芽はでたら摘み取るようにします。
摘心を行うまでは、脇芽を摘み取るようにしておきましょう。
ミニトマトが赤くならない原因まとめ
ミニトマトの栽培において、赤くならない・実がつかないときの対処法をテーマにまとめました。
ミニトマトにうまく実がつくようになれば良いですね。
初心者の栽培においては、比較的栽培しやすいとされている【アイコ】がおススメです。