たらの芽の保存方法がテーマです。
たらの芽は、春が旬の山菜ですが、どのように保存すれば良いでしょうか。
山菜ですが、冷凍保存することで、賞味期限をのばすこともできます。
そんなたらの芽の保存方法についてまとめていきます。
たらの芽の保存方法【冷蔵】
たらの芽は、天ぷらやお浸しにしても美味しくいただける山菜です。
山菜なので、天然のものもありますが、スーパーなど店頭で販売しているのは栽培されたものが多いです。
たらの芽はあまり日持ちしないので、購入したり、採ったりしたらなるべく早く食べてしまった方が良いです!すぐに食べられないという方は、常温ではなく、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
- 天然のものは、たらの芽の虫だしをしておきます。1時間くらい水に漬けておくと虫がでてきます。(栽培されたものであれば、虫だしの必要なし)
- たらの芽は乾燥に弱いので、新聞紙などで包み、さらにポリ袋にいれ口を軽く縛るようにします。しっかり縛ってしまわないように注意。
- そのまま野菜室で保存します。
常温保存よりも、野菜室での保存の方が長持ちします。
冷蔵保存のたらの芽の賞味期限
野菜室で保存したたらの芽の賞味期限は、2~3日程度です。
あまり長く保存してしまうと、たらの芽の水気がなくなりしんなりしてきてしまいます。
賞味期限は、2~3日ですが、1週間くらいは食べられます。ですが保存期間が長いほど美味しくなくなるので、なるべく早く調理した方が良いです。
腐ったたらの芽には注意
長く保存していると、たらの芽も悪くなります。
たらの芽は、悪くなってくると
- 全体が水っぽくなる
- 黒くなる
- 異臭がする
などの状態になります。
このような状態のたらの芽は、食べないようにしましょう!
たらの芽の保存方法【冷凍】
たらの芽は、冷蔵保存だけではなく、冷凍保存もできます。
野菜室での保存よりも、おいしさは落ちますが、長期保存したいのであればこちらが向いています!
- まずは、たらの芽の下処理を行います。たらの芽は、はかまを取り除いた後、茎のかたい部分も切り取ります。
- 続いて、たらの芽を軽く茹でていきます。鍋にお湯を沸かし、そこに塩を少々いれたあと、たらの芽をいれて、1分程度茹でます。少し硬めに。
- 茹でたらすぐに冷水にしばらくさらしておき、粗熱をとります。
- たらの芽の水気を軽くふき取ったら、ラップで包みます。重なっているとたらの芽同士がくっついてしますので、なるべく離します。
- そのままジップつきの袋にいれて、冷凍庫で保存するようにします。
たらの芽を冷凍保存するときは、生の状態ではなく、一度塩でゆでてから保存するようにします。茹でてからではないと、冷凍した後に、たらの芽の色が悪くなってしまいます。
冷凍保存のたらの芽の賞味期限
冷凍保存したたらの芽は、1か月程度であれば持ちます。
1か月程度の冷凍保存であれば、タラの芽の色も良いです。
冷凍庫の状態によっては、もっと長く保存できることも。
冷凍したたらの芽は、下茹でしていることもあり、多少食感は悪くなります。
やはり、野菜室で冷蔵保存して食べた方が美味しいですが、長持ちさせたい場合は、こちらの冷凍保存がおすすめです。
たらの芽を天ぷらにして冷凍保存
たらの芽は、天ぷらにして食べられることも多いですが、天ぷらにしたまま冷凍保存することもできます。
- たらの芽の天ぷらは、キッチンペーパーでよく油を切り、粗熱をとります。
- 空気に触れないように、ラップでつつむようにします。
- そのままジップつきの袋にいれて冷凍庫で保存します。
天ぷらにしたたらの芽も、1か月程度であれば冷凍庫での保存ができます。
また、冷凍した天ぷらを食べる際、レンジで解凍すると水気が多く食感が悪くなるので、オーブントースターを使って解凍すると、美味しくいただけます。
冷凍したたらの芽の食べ方
冷凍したたらの芽は、水っぽくなります。ですので、天ぷらには向きません。
お浸し、もしくは炒め物にするのがおすすめです。
冷凍たらの芽の炒め物
- まずは、豚肉50g程度をフライパンで8割火が通るまで炒めます。
- 豚肉に火が通ってきたら、冷凍したままのたらの芽をいれます。炒めものの場合、解凍する必要はありません。
- たらの芽が柔らかくなってきたら、砂糖:酒:醤油を小さじ1杯ずついれます。
- 最後にサッと混ぜたら完成です。
たらの芽が柔らかくなってるので、炒めものでも食べやすくなります。たらの芽は、冷凍した状態でも、独特の苦みが少し残っているので、おつまみとしても美味しくいただけます。
たらの芽の保存方法まとめ
たらの芽の保存方法についてまとめました。
たらの芽は、野菜室での保存が向いていますが、賞味期限は2~3日と短いです。
ですので、長期保存するのであれば、冷凍保存が向いています。冷凍であれば1か月は日持ちします。
たらの芽を冷凍すると、水気が多くべちゃっとしてしまうので、解凍なしでそのまま炒め物にして調理してしまうのがおすすめです。