栽培

ミニトマトの栽培で病気のうどん粉病や害虫による症状に注意!

ミニトマトの栽培における病気や害虫がテーマです。

ミニトマトは、比較的、初心者でも栽培しやすいとされていますが、もちろん作物なので、病気もありますし、害虫によって影響をうけることもあります。

そんなミニトマトの病気や、ミニトマトに付着しやすい害虫についてまとめていきます。



ミニトマトの栽培での病気

ミニトマトにもかかりやすい病気というものがあります。

ミニトマトのかかりやすい病気としては、うどんこ病や、青枯病、モザイク病萎凋病、疫病など様々な病気があります。

中でもうどん粉病や黄化葉巻病など、葉に影響がでることが多いです。

ミニトマトの病気・うどん粉病・白い

うどん粉病は、カビが原因で起こる病気です。

葉全体に、うどんの粉をまいたように、白い斑点が現れます。

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画像引用:http://www.takii.co.jp/tsk/bugs/atm/disease/udonko/

そしてこの白い斑点は放っておくと葉全体に、そして他の葉へと移っていきます。

対策としては、見つけた段階でカビがひろがらないように、葉をちぎって捨てる。

そして、密集するのを避けるために、余分な葉をとったり、剪定作業としてわき芽をつむ作業などをして風通しをよくするようにします。

ミニトマトの病気・黄化葉巻病・黄色く

この黄化葉巻病というのは、名前のように、葉っぱの先端が黄色くあんり、そして葉っぱが委縮してきます。

葉脈が黄色くなり、縮れて、これ以上先の成長を阻害します。

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画像引用:http://www.musaseed.co.jp/sec02/thd05_2/data/tomato_ouka.html

そして実がなってもまずいです…

原因としては、コナジラミがウイルスを媒介することにより、感染します。

ですので、対策としてはあらかじめ虫が飛来しないようにネットをかける、また、薬剤等でコナジラミの駆除をします。

一度病気にかかってしまった株は、抜き去って捨ててしまいましょう。

ミニトマトの病気・斑点細菌病・黒い

葉っぱや茎に、黄色に縁どられた黒い斑点ができ、どんどんその斑点が大きくなっていく病気です。

こちらもウイルス性の病気で、果実にも、 黒い斑点 が生じます。

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画像引用:http://www.takii.co.jp/tsk/bugs/atm/disease/hantensaikin/index.html

原因としては、土壌感染、もしくは種子が原因で、雨によって、泥がはねて、ウイルスが飛散することで感染します。

対策としては、感染した株は、すぐに捨ててしまいます。

低温多湿で起こりやすいので、雨よけをつける、畑の場合は、マルチ栽培をするなどの対策が必要です。



ミニトマトを好む害虫

主な害虫としては、アブラムシ、オンシツコナジラミ、ハモグリバエなどがあげられます。

アブラムシは、葉や芽に飛来し、ミニトマトの汁を吸います。

吸うだけならまだしも、病気を媒介します。

そしてオンシツコナジラミは黄化葉巻病の原因ともなり、葉の汁を吸いに、群がります。

ハモグリバエは、葉肉を食べるので、葉の表面だけが残り、葉っぱに白い筋ができます。

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画像引用:http://agu0220.blog.fc2.com/blog-entry-66.html

このハモグリバエは、葉っぱの中に卵を産み付け、幼虫が葉を食べて大きくなります。

これらの害虫は放っておくと、株の成長の阻害となるため、対策が必要です。

いずれにしろ、薬剤によって、駆除ができます。



ミニトマトの病気・害虫

ミニトマトの栽培での病気や害虫をテーマにまとめました。

ミニトマトは育てやすいといっても、やはり病気もあるので、対策が必要ですね。

また、葉っぱの汁を吸って、ウイルスを媒介する虫もいるので、栽培の際は、防虫ネットをつける、もしくは薬剤を散布するなどの対策をしましょう。

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