トマトの原産地や歴史がテーマです。
トマトは、日本でよくサラダやパスタなど様々な料理に使用されていますが、原産地はどこなのでしょうか。
またトマトが日本にきた歴史など、トマトについてまとめていきます。
トマトの原産地はどこ?
トマトは、世界中で愛されている野菜ですよね。
イタリア料理、フランス料理、そしてハンバーガーなど様々な料理に活用されています。
そんなトマト料理は世界中で愛されています。
そして、トマトの原産地はヨーロッパと思いきや、実は、アンデス高地とされています。
アンデスといえば、ペルーやエクアドル、ボリビアのあたりです。
インカ文明なども栄えた場所ですね。
日本では夏に栽培されているので、暑い国が原産かと思いましたが、意外にも高地で栽培されていたようです。
最初に栽培されていたトマトはかなり小さいものでしたが、今ではトマトといえば、それなりに大きいものですよね。
このトマトは、15世紀になってコロンブスのアメリカ大陸発見を機に、ヨーロッパに伝えられ、18世紀になってからイタリア料理、フランス料理、スペイン料理などに使われるようになりました。
今ではなくてはならないトマトですが、使われ始めたのは意外にも遅めですね。
初めの頃は観賞用として使用されていました。
ちなみに、トマトの栽培にむいている環境は、水はけが良くて、日光がたくさんあたるところです。
水はけが良いところを好むのは、高原が原産地だからですね。
その気候に適しているとして、中国やアメリカ、インドでトマトの栽培が今では盛んに行われています。
かといって、日本のファミリーレストランなど、多くの外食店で出されるサラダのトマトは国産が多いです。
水分量が多いので、長持ちしにくいという点から国産のものの方が消費されるのだと思います。
加工品は、海外のものを使用している可能性もあるので表示を確認してみてください。
トマトが日本にきた歴史とは
15世紀にヨーロッパに伝わったとされているトマトですが、日本にはいつごろ伝わるようになったのでしょうか。
日本には、江戸時代に長崎に渡ってきました。
自由貿易が認められていた時期と考えられます。
江戸時代に伝わったトマトですが、ヨーロッパ同様、最初は観賞用として栽培されていた
ようです。
というのも、当時は今のトマトのように糖度があって甘いトマトというわけではなく、独特なにおい、そして独特な色があり敬遠されていたようです。
それが、第二次世界大戦が終わったころから食卓にあがるようになってきました。
その当時も、独特な酸味があったのですが、日本独特の食事から洋食化が進み、トマトも食べられるようになってきました。
トマトが嫌いという人もいますが、最近のトマトは改良されて昔と比較するとだいぶ美味しいということですね。
最近のトマトはバリエーションも豊富ですし、ブランドものも販売されていますね。
トマトの原産地・歴史まとめ
トマトの原産地や日本にわたってきた歴史をテーマにまとめました。
トマトの原産地は実は、南米だったんですね。しかも高原です。
最近では様々な品種のトマトが販売されているので、いろいろと試したいですね。